ゴールドクレストの枯れる原因とは!?原因はひとつじゃない!

ゴールドクレスト,枯れる,原因

ゴールドクレストは、常緑針葉樹の中でも最も人気が高い植物です。
お庭に、室内に・・・クリスマスツリーの代わりとしても需要があります。

しかし、突然枯れてしまうことも・・・

今回は、ゴールドクレストが枯れてしまう原因や対策についてお話していきたいと思います。

スポンサーリンク

ゴールドクレストってどんな木なの?

ガーデニングや植物好きの方は、きっとご存知の方も多いかと思います。

また、名前は知らなくてもゴールドクレストの写真を見ると・・・あっ!と思う方もたくさんいるでしょう。

ゴールドクレストは、ヒノキ科イトスギ属の北アメリカが原産の常緑針葉樹です。
この木は、温暖な気候の日本では育てるのが難しいと言われています。

小さいうちは比較的育てやすいけれど、大きくなって年数を経ると育てるのが難しくなってきます。

この木は、強風や水切れ、害虫被害にあいやすい性質があります。
でも、多少手がかかっても大事に育てていきたいですよね。

鉢植えの場合と、庭植えの場合・・・枯れる原因が異なることがあります。

鉢植えの場合は?

寒い地域の場合、室内で鉢植えにて育てている方も多いかと思います。
鉢植えで購入してきて・・・ずっと植え替えなしで育てている方!葉や木は茶色になっていませんか!?

というのも、鉢植えの場合大きくなるときに根も伸びて、鉢の中で根詰まりを起こすことが多いためです。

判断基準としては、植えている鉢の底から根が出ている。
あるいは、水を与えた時に土に水がすぐに染み込まない場合は根詰まりの可能性が非常に高いです。

その場合は、一旦鉢から木を取り出して根をほぐしてやる必要があります。

鉢植えの場合は、年に1度植え替えをしてあげると根詰まりを起こす心配もありません。

植え替える時期は、5~6月がベスト。
土は、赤玉土に川砂、腐葉土を配合しましょう。

植え替えの際は、根をほぐすことはもちろん・・・葉の消毒や枯れた枝を取り除くこともお忘れなく。

次に多いのは、根腐れ。水はどれくらいの頻度であげていますか?

基本的に毎日水を与える必要はありません。
土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげましょう。

室内で育てる場合、日当たりのいい場所かつ寒すぎない場所に置くことが大事です。
かといって・・・冷暖房がしっかり効いている部屋は枯れる原因になるため絶対ダメですよ!

あげるべきタイミングを悩む肥料ですが、鉢植えの場合は固形肥料を製品表示通りの分量与えましょう。

庭植えの場合は?

玄関やお庭に庭植えをしている方、手入れがとても大変ですよね。
見栄えのいい場所に植えたい!でも、大事なのは日当たりが良く風通り、水はけのいい場所に植えるのが一番。

庭植えの場合、肥料は冬場に!油かすなどの有機肥料を木から少し離した場所に置きましょう。

外に植えると心配なのが、害虫被害。
木の幹や枝の内部に害虫が入り込み、樹液や養分を吸い上げる繊維質を食い荒らします。

一見、元気そうでも・・・内部は食い荒らされてボロボロ。
枯れ始めて気がつくと、木がダメになっているというのもよくある話です。

虫喰い穴や木くずを見つけたら、害虫駆除必須です。
虫を針金で殺すか、殺虫剤などを散布して駆除しましょう。

また、葉が赤錆病(あかさびびょう)にかかることも。
葉先から茶色くなって枯れてきた場合は、この赤錆病の可能性が高いです。

冬場に感染し春先の暖かくなってきた頃、病気が判明することが多いです。
気付いた場合は、すぐに消毒!枯れてしまった枝や葉は取り除きましょう。

取り除く場合も、気を付けるべき点があります。
このゴールドクレスト、金属などの鋏を嫌うことが多い木なのです。

そのため、一番いいのは手で摘み取ることです。
部分的に変色している、枯れてきた場合はこまめに手で摘み取りましょう。

また、剪定する場合は3~4月の春先に!
剪定の際は、陽の当たりにくい部分を刈る。
陰になっている部分の葉や枝を取り除くような気持ちでしましょう。

葉を全部刈り取ってしまうと、その枝は枯れてしまうため注意が必要です。

まとめ

ゴールドクレストは育てるのが難しいと言われています。
でも、魅力的な木ですよね!こまめに手をかけ、愛情をかけ・・・立派な木に育てていきたいですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする