雷☆おへそを隠す理由って?迷信ではない!?様々な訳とは?

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昔、雷が鳴ると・・・雷様におへそを取られるよ、隠しておきなさい!と言われたことはありませんか?

単なる迷信だと思っていましたが、実は科学的な根拠があるのです。
今回は、雷が鳴ったら何故おへそを隠すのか。

その理由について詳しくお話していきたいと思います。

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おへそって何?昔言われた迷信

小さい頃、雷が鳴るとおへそを隠さないと!雷様に取られるよ!って言われませんでしたか?

私は、母や祖母によく言われていました。
おかげさま?なことに、今も私は雷が苦手です。

人には誰でもおへそがあります。
おへそは、元々胎児の頃に母体にいた証拠。
母親の胎盤と胎児とを繋いでいた跡なのです。

お母さんが摂取した栄養を胎盤とへその緒を通して、体に栄養を吸収。
栄養のみならず、不要になったものもへその緒を通じてやりとりしていたのです。

よく、お腹の赤ちゃんおへそとお母さんのおへそが繋がっていた!
なんて勘違いしている人も居ますが、違いますよ。

おへそはへその緒を切ったあとの傷跡。
生まれた時は、おへそはへこんでいません。

へその緒を切ったあとがあり、根元はまだ乾燥しておらずジュクジュクしている状態です。

出産経験のあるお母さんなら分かると思いますが、沐浴のあと綿棒にオキシドールを浸み込ませたもので消毒しましたよね。

乾燥し、時間が経つにつれてへこんだ形になります。
何故へこんでいるかというと、周辺に筋肉や脂肪がついていないためです。

つまり、おへそはお腹の周りでは無防備な場所なのです。

おへそ取られるって言われたのっていつ?

雷が鳴って・・・おへそを取られるよ!って言われたのは、いつのことか覚えていますか?

何歳なのかではなく、どの季節なのかってことですよ。
もちろん、雷が鳴るってことなので天気は雨ですよね。
そして、薄着あるいはお腹が出るような格好だったのは!?
つまり、大抵の人は夏のお話ではないかと思います。

夕立の前、雷が鳴り始めます。雨が降り始めると急激に気温が下がります。
お腹を出した格好でいると、冷えて風邪をひく原因になってしまいます。

おへそやおへその周辺(有名なのは丹田:たんでん)は体の中心で、大切な臓器がたくさんあります。

昔は、医学が発達していなかったため風邪は命に係わる病気でした。
こじらせて悪化させることで、亡くなってしまうことも少なくありません。

特に子どもは、免疫力が低いため・・・お腹を冷やさないためにも子どもに雷様を例えにして話をしたようです。

雷は雨が降ってくる前兆・・・雨が降ると気温が一気に下がる。
おへそを出しているとお腹が冷えてしまう。

冷えてしまうと体調を崩す原因となるから、きちんと服を着て暖かくしておくようにということが言いたかったのです。

お腹の冷えだけではない!おへそを隠す理由

先ほどお話した以外にも、おへそを隠す理由があるのです。
おへそを隠そうとすると、どんな体制になりますか?

背筋を伸ばして・・・お腹に手を当てる人はいないのではないでしょうか。
ほとんどの人が背中を丸めて、小さくなると思います。

これは、雷から体を守るためと言われています。

雷は高いところに落ちる性質があります。
よく高い木や塔などに雷は落ちますよね。
おへそを守るために、かがみ・・・体を伏せることで落雷から体を守ったのです。

昔、着物を着ていた時代のお話です。
帯の中にお財布を入れて歩き、落雷にあった人がいたそうです。
その人のおへそは黒く焦げてしまい、おへそが取られたようになってしまったそう。

おへその周りは皮膚が薄いため、裂けてしまうことや・・・電気が体に入って感電してしまいます。

落雷が原因のため、雷様がへそを取った!とかへそが好きと言われるようになったのです。

おへそを隠すのは、落雷からしっかりと守る必要があるからなのですね。

まとめ

夏場はつい薄着で過ごしたくなります。
しかし、お腹・・・おへそを冷やしてしまうのは禁物です。

風邪のみならず、夏バテの原因になります。
しっかりとお腹を隠して雷からおへそを守ってくださいね。

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