夏の着物☆暑い時の対策方法は?汗をかいて汚れても洗える?

日本人らしい服装と言えば、やっぱり着物ですよね。
ですが、夏の着物は暑いイメージがあり、なかなか着る気になれないという方もいらっしゃるでしょう。
せっかく着ても、汗だくになってしまうようでは、キレイに着こなすことができませんよね。

そこで、そんな夏の着物、暑い日の対策方法や、汗をかいてしまった場合に洗えるかどうかなど、気になる点について紹介していきます。

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夏の着物☆暑い日は薄物を!

夏の着物が暑いという時には、まずは着物選びが大切です。
着物にも、日本の四季に合わせたものがあり、暑い季節になれば衣替えを行います。
夏には薄物と言われるタイプの着物を選べば、かなり涼しく楽しめるようになっています。

薄物というのは、縦糸、横糸の密度が粗く、透けるような生地でできています。
紗、絽、上布といったものがありますね。
密度が粗い分、とても涼しく着こなすことができます。
夏に着物を着る際には、そんな夏用にこだわってみるのも良いでしょう。

また、夏は着物だけでなく、帯にも夏物があります。
例えば紬や麻などのものは、夏らしさを感じられるデザインのものも多く、見た目にも涼しげになりますね。

こうして着物選び、帯選びで夏を意識するだけでも、夏の着物はかなり快適さが変わってきます。
エアコンなどの発達により、現在では空調も整っているため、あまり季節を意識した着物を着る方がいなくなってきています。
ですが、昔ながらの日本人の知恵として、こういった夏だからこその着物というものも存在していることを忘れず、夏にはそんな夏物を楽しんでみるのも良いですね。

夏の着物☆暑い時は肌着や襦袢の工夫

夏の着物で暑いという時には、着物だけでなく、肌着や襦袢といったもので工夫をすることも大切です。
一般的に使用されているダブルガーゼの肌着などは、冬用のものになります。
夏には麻混やさらしなどの肌着を身に着けると、涼しくなりますね。

それから、襦袢に関してもできるだけ天然素材のものを使用するのがおすすめです。
麻などの天然素材は汗をよく吸い取ってくれ、快適に過ごすことができます。

特に二部式というタイプの、身頃が木綿で、袖がポリエステルになったものがおすすめです。
洗濯機でもじゃぶじゃぶ洗えるので、清潔に保てるのが大きな魅力ですね。

それから、夏の着物の襦袢は筒袖もおすすめです。
筒袖を選んでおけば、夏でも涼やかに着ることができます。
ただし、礼装の場合は筒袖はダメなので、その点には注意しましょう。

夏の着物は洗える?

夏の着物は洗えるかどうか、という点も気になるところですね。
基本的には着物というのは、とてもデリケートなものですので、家庭の洗濯機でじゃぶじゃぶ洗うのには適していません。
ですが、夏の着物に関しては、洗えるものもありますので、そういったタイプを選んでおくと便利です。

正絹の着物はとても高級感があり素敵ですが、デリケートな高級素材なので、家庭で洗濯することはできません。
夏には汗をかくので頻繁にクリーニングに出すことになり、コストもかかりますね。

そこで、そんな時には、比較的リーズナブルな洗える着物を身に着けてみましょう。
かなりリーズナブルな価格で、2〜3万円で手に入るものもあり、また風合い、肌触りなども高品質に作られているものも少なくありません。

例えば「ICHIRI MALL」の着物などは、20,000円程度で購入できるものでも、涼しげで高品質な印象に仕上がっています。 ポリエステルの素材の中から厳選したものを使用しており、見た目も手触りもかなり高品質な印象でありながら、じゃぶじゃぶ洗えてしまう優れものです。

ぜひ、そんな便利な洗える着物をセレクトして、夏も日本人ならではの素敵な着物スタイルを楽しんでみましょう!

まとめ

夏の着物は暑い日にも、いろいろな工夫で快適に楽しむことができます。
「夏で暑いから」という理由で、着物を一切着なくなってしまうのは、なんだかもったいないですね。
涼しい夏用の着物を選んで、1年を通して着物スタイルを満喫してしまいましょう!

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