水出しの紅茶☆カフェインの含有量は多い?体に与える影響は?

紅茶と言えばお湯を注いで淹れる方法が一般的ですが、夏場なども楽しめるように、アイスティーを手軽に作りたいという方もいらっしゃいますよね。 そんな時に便利なのが、水出しの紅茶です。
つまり、紅茶の葉から水でじっくり風味を抽出するという方法ですね。

では、この水出しの紅茶、カフェインの含有量についてはどうなのでしょうか?
体への影響など、気になる点を調べてみました。

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水出しの紅茶☆カフェインは多い?

そもそも、紅茶に含まれるカフェインはどの程度なのか、気になるところですね。
実は紅茶に含まれるカフェインの量は、100mlで大体、20mg程度。
これは緑茶と同程度になります。

ではコーヒーと比べるとどうかと言うと、コーヒーは100ml中のカフェインの量が約90?。
コーヒーに比べると、紅茶のカフェイン量はかなり少なめであることが分かりますね。

ただし、このカフェインの量は抽出時間、焙煎方法などによっても変わってきます。
では、水出しの紅茶のカフェイン量はどうなのかと言うと、実はこれはお湯出しよりもカフェイン量が少なくなることが分かっているのです。

つまり、カフェインが気になるのであれば、紅茶はお湯で出すのではなく、水出しでじっくり作った方が安心、ということができますね。

水出しの紅茶☆カフェインが減るのはなぜ?

では、水出しの紅茶のカフェインがお湯出しよりも少なくなるのは、一体なぜなのでしょうか?

これには、カフェインの性質が関係しています。
カフェインという成分は、水よりもお湯によく抽出される成分となっています。
そのため、水でじっくりと抽出した水出し紅茶の方が、カフェインの含有量が少なくなるということなのです。

水出しの紅茶の作り方ですが、これは容器に紅茶の茶葉と冷水を入れておき、冷蔵庫で8時間程度置くことでできます。
アイスティーが飲みたい場合には、このような方法で紅茶を作っておけば、飲みたい時に簡単に飲めますし、カフェイン量も節制できるのが嬉しいですね。

さらにカフェインを気にするのであれば、新芽のものを避けるようにしましょう。
FOPやOPは新芽になりますので、カフェインを多く含んでいます。
PSやSという等級を多く用いた茶葉を選び、水出ししておけば、カフェインの量をかなり減らすことができ、安心して楽しめるでしょう。

水出しの紅茶☆カフェインの影響とは?

水出しの紅茶のカフェイン量が少なめになる、という嬉しい情報が分かったところで、「そもそもカフェインってなぜダメなの?」という疑問も浮かんできますね。 では、カフェインは身体にどんな悪影響を与えるのでしょうか?

まず、カフェインは眠気を覚ます効果があるため、就寝前などに飲めば眠れなくなってしまうことがあります。
特に夜の摂取には注意が必要です。

それから利尿作用もありますので、トイレが近くなってしまうという悪影響もあります。
また、カフェインは脳細動脈収縮作用があるため、頭痛や不安、疲労感などを感じやすくなる恐れもあります。

さらに極端な飲み過ぎを続けた場合、カフェイン中毒になる恐れもあり、死に至ったケースもあるので注意が必要です。

このように、カフェインは過剰摂取すると体に様々な悪影響をもたらしてしまいます。
ですが、逆に適量を摂取すればメリットもあることを忘れてはなりません。

例えばカフェインには、女性ホルモンの分泌をアップさせる働きがあるため、お肌がキレイになるなどの嬉しい効果も期待できます。 さらに集中力を高め、眠気を覚ましてくれるので、仕事の効率を高めたい時などにもピッタリです。

また、有酸素運動の前に摂取することで、脂肪を効率良く燃焼させることができる、ということも分かっています。
このように、上手に活用すればカフェインは体にメリットをもたらしてくれることもあるのです。
過剰にならないよう、適量を良いタイミングで摂り入れてみましょう。

まとめ

水出しの紅茶はカフェインの含有量が減らせるだけでなく、手軽に作れるのがうれしいポイント。
暑さの厳しい日には、そんな水出し紅茶を作って楽しんでみるのも良いですね。
専用のポットなどを用意して本格的に楽しめば、なんとなく、紅茶を楽しむテンションも上がりそうですね!

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