免許の住所変更はどこでするの?費用は?何を持っていけば良い?

引越しをするとなると、住所も変わるため、いろいろな手続きが必要になってきますよね。
特に重要な手続きの1つとして挙げられるのが、身分証明書にもなる免許証の住所変更です。

では、免許の住所変更はどこで、どのように行えば良いのでしょうか?
費用はどの程度必要で、変更時には何を持参すれば良いのでしょうか?
頻繁に行うようなことではないので、悩んでしまいますよね。

そこで、そんな免許の住所変更についての、知っておくと役立つ情報を紹介していきます。

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免許の住所変更はどこでする?

まず、免許の住所変更は一体、どこで受け付けてくれるのでしょうか?

これについては、住所変更が行える場所が2ヶ所あります。
1つ目は、所轄の警察署です。
そして2つ目は、運転免許センターになります。

では、引越し前と引越し後、どちらの警察署や運転免許センターに行けば良いのか、というのも気になるポイントですね。
これは、転居先で手続きをすることになります。
変更前の所轄の警察署や運転免許センターでは変更手続きができませんので、注意してください。

手続きが可能な時間については、各警察署や運転免許センターごとに異なりますので、事前に問い合わせてみましょう。
基本的には、平日の8時~17時、ただし12時~13時を除いた時間となっています。
日時についても、警察署では平日のみ、運転免許センターでは日曜のみなど、曜日が決まっていることもあるため、確認しておきましょう。

免許の住所変更の費用は?

免許の住所変更には、どのくらいの費用がかかるのかも、把握しておきたいですよね。

実は、免許の住所変更時にかかる費用は「無料」となっています。
つまり、「お金がないから住所変更できなかった」という言い訳は、通用しないのです。

もし免許の住所変更を怠っていた場合、道路交通法121条第1項第九号により、2万円以下の罰金または科料に処されることもあります。
無料の住所変更を怠ったために、罰金が2万円も発生するなんて、大変困りますよね。
引越しが済んだら、できるだけ早めに免許の住所変更をしてしまいましょう。

ただし、免許の住所変更そのものは無料でできますが、これに必要な住民票などの書類を集めるのに、ある程度の費用はかかります。
これは自己負担となりますので、その点は心に留めておきましょう。

免許の住所変更に必要なものは?

免許の住所変更には、書類など必要なものを揃えて手続きに訪れることが大切です。
せっかく張り切って警察署や運転免許センターを訪れたのに、持ち物が不足していたために、出直さなければならない事態になることもあるのです。

事前に必要なものをしっかり確認して、きちんと揃えてから住所変更に訪れましょう。

基本的に、都道府県内で住所変更する場合に必要なものは、以下のものとなります。

・新住所が確認できる書類(コピー不可)・・・住民票・健康保険証・年金手帳・マイナンバーカード(通知カード不可)・新住所に送付された消印付のはがきなど
・運転免許証記載事項変更届・・・警察署や運転免許センターに置いてあるもの
・印鑑(認印でもOK)

ただし、他の都道府県からの引越しの場合、写真が必要になることもあります。
申請前の6ヶ月以内に撮影したもので、縦3センチ×横2.4センチの大きさの写真で、カラー、白黒は問いません。
この写真が必要かどうかは、都道府県ごとに違いますので、事前に確認してみましょう。

また、本籍や氏名にも変更がある場合には、運転免許証や本籍地記載の住民票、外国人であれば外国人登録証明書などが必要になります。

ご自身の状況に合わせて、必要になる書類をきちんと整えたうえで、免許の住所変更手続きを行いましょう。

まとめ

免許の住所変更は、意外と忘れてしまう方も多い手続きの1つです。
住所が変わっていたとしても、免許の効力が失われるわけではありません。
ですが、住所が変わっていたために、免許更新のお知らせのはがきが届かず、更新できずに免許を失ってしまう恐れもあることを忘れてはなりません。

引越しが済んだら、できるだけ早く、所轄の警察署や運転免許センターで免許の住所変更手続きを行ってしまいましょう。

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