引越しの手続きで役所に行かなくてはならない手続きとは?

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引越しをするとなると本当に色々と忙しくなりますね。
荷造りであったり、家具の新調だったり…することは本当に山積みです。

しかし家のことだけではなく役所へ手続きしなくてはならないこともいくつかあります。
こうなってくるともっと面倒くさくなってきてしまい、ついつい後回しにしてしまいがちです。

しかし中には期限も設けられている手続きもあるので、忘れずにしっかりと押さえておく必要があります。

今回は役所で行う手続きをまとめてみました。
ぜひこれを参考にして漏れなく手続きを済ませるようにしていきましょう!

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役所ではどのような手続きが必要なのか?

そもそも役所へはどのような手続きが必要なのでしょうか?
色々な書類が置かれているので、ややわかりにくいですよね?

引越しの際に必要となるのは以下の手続きです。

引越し前に行う手続き

●住民転出届
●国民健康保険の住所変更
●国民年金の住所変更
●福祉関係を利用している場合はその変更
●印鑑登録の廃止
●ペットに関する手続き

引越し後に行う手続き

●住民転入届
●国民健康保険
●国民年金
●福祉関係を利用している場合はその届け出
●印鑑登録
●義務教育の学校へ通っている子がいる場合はその転入届け

色々と手続きがあって面倒くさい部分もあるかもしれませんが、一つずつしっかり押さえてバッチリと手続きをしていきましょう!

引越し前に必要な役所の手続きとは?

まずは引越し前に必要となる手続きをご紹介します。

住民転出届

これは引越しの2週間前から引越しをする日までに行わなくてはならない手続きです。
これは旧住所と新住所が違う市区町村になる場合にだけ必要となる手続きです。

同一の市区町村内で引越しをする場合は転居届の提出だけで手続きは終了となります。
なのでこの場合は行う必要がありません。

住民転出届けは本人もしくは代理人が届けを出すことができます。

役所の中にある移転届と転出証明書に必要事項を記載していき、引越し前に住んでいる市区町村の役所へ届けを提出します。

その際、提出する人の印鑑が必要となるので、印鑑を持参していきましょう。
ここでようやく転出証明書をもらうことができます。

引越し前まではこの段階で大丈夫ですが、引っ越しをした後にこの転出証明書が必要となりますので、その時までしっかり保管しておきましょう。

国民健康保険の住所変更

引越しの二週間前から引越しをする日までに行わなくてはならない手続きです。

役所へは国民健康保険証と印鑑と転出証明書を持っていきます。
住民転出届を出した後に手続きをすると効率的です!

またサラリーマンなど会社で国民健康保険に加入している場合は、会社にいる保険担当の人に伝えておき、住所変更の手続きを行いましょう。

国民年金の住所変更

引越しの二週間前から引越しをする日までに行わなくてはならない手続きです。

役所へは国民年金手帳と印鑑と転出証明書を持っていきます。
これも住民転出届を済ませてそのまま手続きをすると効率的です。

この場合も会社で加入している場合は担当者に伝えて会社で住所変更を行うようにしましょう。

福祉関係の手続き

主に児童手当や老人医療や乳児医療や敬老年金など福祉関係を利用している人が必要な手続きです。

これらを受給している方は印鑑と転出証明書を持っていきましょう。
こちらも転出届を済ませた後にやると効率的です。

印鑑登録の廃止

意外と忘れてしまいがちなのが印鑑登録の廃止です。
実印と本人だと確認できる証明書を持って届けましょう。

代理人も行うことができますが、その際は委任状を必ず持参させましょう。

また会社で管理しているという場合は会社の方で住所変更を行うようにしましょう。

ペットの手続き

こちらも忘れてしまいがちなので要注意!
役所、町村役場の保健所に印鑑と旧鑑札と予防接種済書を提出する必要があります。

これらの手続きは一度役所へ行けば済む手続きばかりです。
なので一回で済ませられるように引越し前に必要となる手続きはしっかり押さえておきましょう!

引越し後に必要な役所の手続きとは?

では次に引越しをした後に必要となる手続きについてご紹介していきます。

住民転入届

引越しをした後から2週間以内に届けを提出しなくてはなりません。
これは引越しした家がある市区町村の役所へ届けます。

役所にある届用紙と引越し前にもらった転出証明書と印鑑と身分証明書と就学前の子供がいる場合は母子健康手帳も持参しましょう。

また同じ市区町村への引っ越しの場合もこちらで転居届を提出する必要があります。

その際は転居届(役所にあります)と、身分証と印鑑と加入している場合は国民健康保険被保険者証と国民年金手帳を持参しましょう。

国民健康保険

こちらも引越しをした後から2週間以内に届けを提出しなくてなりません。
国民健康保険証と印鑑と身分証を持って役所へ行きましょう。

住民転入届の時と一緒に手続きをすると効率的です!

国民年金

引越しをした後はなるべく早めに届けをだす必要があります。
国民年金手帳と印鑑と身分証が必要となります。

こちらも住民転入届の時と一緒に手続きをすることもできるのでぜひ一緒にやっておきましょう!

福祉関連の届け出

福祉関連の届け出が必要な場合もなるべく早めに届け出を提出しましょう。
医療証や健康保険証や印鑑を持参していきましょう。

印鑑登録

登録用の印鑑を持参して住民転入届を行う時に併せて印鑑登録もしましょう。

学校転入届

義務教育となっている学校に通っている子供がいる場合は必要な手続きです。

引越しの前に学校で受け取る在学証明書と教科書給与証明書を引越し先がある市区町村の役所へ提出します。

その後新住所の学校長に届けを出して学校の方で手続きを行う必要があります。
大事な手続きですので忘れずに行いましょう。

こちらも一度役所へ行けば全て済ませられる手続きばかりです。
必要なものをしっかり揃えて一回で終わらせられるようにしておきましょう!

まとめ

このように引越す前と引越した後では色々な手続きが必要となります。
パッと見ると手続きが多く見えてしまいますが、一度役所へ行けば済む手続きばかりです。

実際に役所へ行くと様々な書類があってわからなくなってしまいますが、もしわからなくなっても役所にいる係の人に聞いて対処してもらうこともできます。

わからないことだらけで不安になるかもしれませんが、上記の内容をしっかり押さえて、バッチリと手続きを完了させていきましょう!

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