冬瓜の栄養とは?アレルギーを起こすリスクは高いものなの?

冬瓜 栄養

夏にさっぱりといただけることで魅力たっぷりな野菜、冬瓜。

ですが、あまりにも淡泊な味わいなので、栄養があるのかどうかと不安になってしまいますよね。

また、もう1つ気になるのが冬瓜でアレルギーを起こすリスクがあるのかどうかという点です。

子供に食べさせる際などには特に注意したいポイントですね。

そこで、そんな冬瓜の栄養やアレルギーのリスクについて調べてみました。

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冬瓜の栄養とは?

さっぱりとした味わいの冬瓜に、果たしてどのような栄養が含まれているのか、気になるポイントですね。

これは、イメージ通りですが、約95%が水分と言われています。
つまり、栄養という面ではそれほど優れた野菜と生え言えないかもしれません。

ですが、カリウムが多く含まれているという特徴があります。
つまり利尿作用があるということですね。

水分を多く含む冬瓜は、夏場にピッタリな野菜です。

夏にはどうしても体が水分不足になりやすいので、冬瓜をおかずとしていただくことで、うまく水分補給ができますね。

それからもう1つ、注目すべきなのがビタミンCです。

量はそんなに多いわけではありませんが、冬瓜にはビタミンCも含まれています。
日焼けしやすい夏場に、美白にも効果が期待できるビタミンCは魅力的な栄養素ですね。

では、そんな冬瓜は、カロリーについてはどうでしょうか?

これは100gあたりのカロリーが16キロカロリーとなっており、非常に低カロリーなことが分かります。

そのため、ダイエット時にも用いやすい野菜であると言えます。

冬瓜の栄養がもたらす効果は?

冬瓜を食べることで、どのような効果や効能が期待できるのかも気になるところですね。

冬瓜の栄養を見てみると、水分とカリウムが多めということから、尿の排泄を促すのに役立つことが分かります。

つまりこれは、塩分もうまく排出できるため、高血圧に効果が期待できるということです。

血圧に悩みを抱えている方は、夏の食卓に、旬の冬瓜をうまく取り入れてみると良いですね。

それから、冬瓜には食物繊維も含まれています。
水分を補給しながら同時に食物繊維を摂取できることで、便秘の解消にも効果が期待できます。

さらにビタミンCも含まれることから、美肌や風邪予防といった点でも活用できる食材であることが分かります。

冬瓜の栄養はそれほど多いわけではありませんが、夏でもさっぱりといただきやすい食品ですので、夏バテ時の栄養補給には役立つと言えるでしょう。

このような栄養をしっかり摂取するために、定番のあんかけにしていただいてみましょう。

作ったあんかけを冷蔵庫でよく冷やせば、夏バテ時にも食べやすいひんやりと美味しいおかずに仕上がります。

冬瓜のアレルギーの可能性

冬瓜を離乳食に使用する際など、気になるのが「アレルギーを起こさないかどうか」という点ですよね。

冬瓜というのは、ウリ科の植物です。
キュウリやスイカといったものの仲間ですね。

こういったウリ科の植物というのは、摂取してもアレルギーを起こしにくいということで知られています。

つまり冬瓜にはアレルギー発症のリスクは少なく、離乳食などにも用いやすい食品であるということが分かります。

冬瓜は煮込むとふわふわと柔らかくなり、離乳期の赤ちゃんでも食べやすい食品です。

そのため、夏場の離乳食作りには大変重宝します。
栄養価は高くはないですが、赤ちゃんに旬の味を教えてあげる意味でも活用したいですね。

特にアレルギーを多く持つ子供に、心配の少ない食材として取り入れていけるのが嬉しいポイントです。

柔らかく茹でた物に出汁で作ったあんをかけるなど、月齢に応じてメニューに取り入れてあげましょう。

ただし、もしウリ科の植物にアレルギー反応を起こした経験がある場合には、注意が必要です。

稀ではありますが、中にはメロンなどウリ科の植物にアレルギーを起こしてしまう方がいます。

そのような場合には、冬瓜でも反応する可能性はあります。
まずは医師に相談してみましょう。

無理に食べなければならない食材、というわけではないので、リスクがあると感じる方は避けた方が良いかもしれませんね。

まとめ

さっぱりと口当たりが良く、食べやすい冬瓜。

栄養面では特に優れた野菜というわけではありませんが、利尿作用があり、また低カロリーなので、ダイエット中の方、むくみが気になる方、高血圧な方などにおすすめです。

離乳食にも活用しやすい便利な野菜で、アレルギーの心配も少ないのが魅力的ですね。

あまり馴染みがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、定番メニューの冬瓜のあんかけを1度食べると、やみつきになってしまう可能性大です。

夏においしい冬瓜。
1度、家庭の食卓にも上げてみてはいかがでしょうか?

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