少し前に話題になった塩麹ですが、その人気の秘密はおいしさだけではなく、その効能にも注目されているからなのです。
そこで今回は塩麹にはどのような効能があるのか？そして塩麹を使ったレシピにはどのようなものがあるのかなどをご紹介していきたいと思います。
話題になっていて気にはなっていたけれどもまだ食べたことがないという方も、ぜひこれらのことを参考にして食べてみてください！
知らない人必見！塩麹とは何なのか？どう使えば良いのか？
ではそんな塩麹とは、そもそもどのようなものなのでしょうか？実は塩麹の歴史は江戸時代にまで遡っていきます。塩麹の作り方としては、麹に塩水を加えて1週間ほど常温で発酵させることで作るものです。
主にお肉を漬け込んだり、塩として使用するのが一般的です。そしてその塩麹は江戸時代に書かれたとされる文献にも記述されているのです。当時は糠床と同じように野菜の漬物を作るものとして使われてきたようです。
では、そんな塩麹はどうやって使えば良いのでしょうか？実は塩麹には様々なアレンジをすることができます。例えば、胡瓜を乱切りにして千切りにした生姜と一緒にビニール袋に入れておき、塩麹を大さじ1入れて揉みこみ、半日ほど置いておくと塩麹の浅漬けになり、おいしくサッパリと食べることができます。
また煮物でも活用することができ、さつまいもなどの甘く煮つけるような食材の煮物にも、小さじ1杯の塩麹を入れると塩辛さがありながらも素材が持つ甘みをさらに引き出してくれます。さらに、お肉を塩麹に漬け込む方法もあります。鶏肉を一口サイズに切って漬け込み、衣をつけて揚げると風味のあるおいしい唐揚げにもなります。
このように使う場所が限られていると思われがちな塩麹ですが、実は様々な料理で使うことができるのです。
塩麹にはどのような効能や特徴があるのかを知ろう！
そんな塩麹ですが、どのような効能と特徴があるのでしょうか？まず、塩麹に使われる麹について見てみると麹が持つ麹菌は酵素を作り出してくれます。その酵素は、食材に含まれるデンプンやたんぱく質を分解してくれる効能があり、食材を柔らかくしてくれます。またそれ以外にも糖やアミノ酸やグルタミン酸を生成し、食材にをさらに美味しくしてくれる効能もあります。
もちろん塩麹は食材を美味しくしてくれるだけだはありません！他にも様々な嬉しい効能を秘めています。
まずはとにかく栄養が豊富という特徴があります。発酵食品である塩麹には、麹の酵素による原料の分解だけでなく乳酸菌や酵母などの微生物の働きも加わってビタミンB1やB2やB6などがたくさん含まれています。これは普通の塩と比べても遥かに多い栄養素を含んでいます。
これらの栄養素は脳の代謝を活発化させて上げる働きであったり、疲労回復をしてくれる効能もあります。さらに、体質改善の効能もあるとされています。
本来、塩麹などの発酵食品には乳酸菌が多く含まれています。この乳酸菌は腸内環境を整える効果があるのは皆さんもご存知ではないかと思います。この塩麹も例外ではなく、便通を良くしてくれたり肌のコンディションを整えたりなど 体質改善の効果があると言われています。
こう考えると、塩麹は美肌にしてくれたり老化を防止してくれるだけではなく、健康面にも効果を発揮してくれるので、女性にとってはもちろんのこと男性の方でもぜひ食べていってほしいものとなっています。
塩麹を使った簡単レシピをご紹介！
では、そんな様々な効能のある塩麹をおいしく食べられてお弁当にもできるお肉の簡単レシピをご紹介していきたいと思います。今回は鶏むね肉を使った塩麹レシピをご紹介していきたいと思います。節約できるし、さらにヘルシーな仕上がりとなるので、健康を気にする人にもぜひオススメしたいレシピとなっています！
鶏むね肉→半分
塩麹→鶏肉の重さの10％
片栗粉→適量
バター→5ｇ
粗引き黒胡椒→少々
レモン→お好みです。
作り方はまず、鶏むね肉をひと口大のそぎ切りにしていきます。その後に全体に塩麹をまぶしていきます。その後でお肉を密着させてラップをし、冷蔵庫で1時間〜半日ほど漬け込んでいきます。
それが終わったらお肉の表面に塩麹を付けたまま片栗粉をまぶしていきます。フライパンにサラダ油を熱し、お肉が重ならないように並べて焼いていきます。お肉に焼き色がついてきたらひっくり返していき、返せたら蓋をして弱火で3分焼いていきます。
3分焼いたら蓋を開けてバターを加えて全体にからめていきます。その後に味付けとして粗挽き黒こしょうを振ります。最後に火を止め、お好みでレモン汁を回しかけて完成です。
塩麹の旨みと黒コショウのスパイスが効いていてとてもおいしい料理です！ぜひお弁当にも入れてみてください！
まとめ
このように塩麹には様々な栄養分が含まれており、その使い方も様々なものがあります。今まで気になっていて試したことがない方がいらっしゃったら、ぜひ食べてみてください！
