帯状疱疹ってうつるの!?水ぼうそうとの関係や赤ちゃんへの影響は?

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帯状疱疹というのは、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で発症するウイルス感染症のことを言います。免疫力が低下した大人がなることが多いです。帯状疱疹と診断されると乳幼児には近づかないように、と医師から言われたりしますが、帯状疱疹って人にうつるものなのでしょうか?

そこで今回は、帯状疱疹とはどんな症状なのか?どう治療していくのかなどをご紹介していきたいと思います。

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帯状疱疹の初期症状とはどんなもの?

帯状疱疹というのは、水ぼうそうに感染した人なら、大人も赤ちゃんも子供も関係なく誰でも発症なる可能性があるものです。その仕組みとしては、水ぼうそうが治った後でも、そのウイルスが神経節に長期間潜伏しているからなのです。

そして疲れやストレスによってその人の免疫力が下がってきた時にそのウイルスが帯状疱疹となり、症状が出てきてしまうのです。では、そんな帯状疱疹の初期症状というのは、どのような症状なのでしょうか?

一番最初に症状として体に現れるのは、皮膚がチクチクするような痛みやかゆみを感じるというものです。しかしこの症状があるとわかっていてもなかなか帯状疱疹だと気が付く人は少ないと思います。

そして症状が進むと痛みを感じる部分に赤い発疹ができます。そしてそれが帯状に広がっていくのです。そこで初めて帯状疱疹なのではないかと気が付く人が多いです。また帯状疱疹は、身体の左右どちらかに現われやすいです。

また、加齢とともに免疫力が低下することで発症しやすくなるという特徴もあります。もし症状が出てもそのまま放置していると、帯状疱疹後神経痛というものになり、慢性的に痛みを感じるようになります。なので少しでも帯状疱疹なのではないかと思ったらすぐに皮膚科を受診して治療をするようにしましょう!

帯状疱疹は人にうつる病気なのか?

ではそんな帯状疱疹ですが、他人にうつることはあるのでしょうか?実際のところ帯状疱疹が人にうつるということはありません。ただし、先程にも記載したように帯状疱疹の原因となるのは、水ぼうそうのウイルスとされているので、帯状疱疹ではなく水ぼうそうが人にうつる可能性はあります

帯状疱疹で出席停止になりますが、それは水ぼうそうがうつらないようにするためなのです。今まで水ぼうそうになったことがない赤ちゃんや子供でもうつることがあるので、十分に気をつけてくださいね!

また子供だけではなく、水ぼうそうになったことのない妊婦の方も十分に気をつけてください。実は恐ろしいことに、水ぼうそうのウイルスが母体を介して胎児に感染することもあるのです。そしてそこから障害を受ける危険性もあるのです。なので帯状疱疹の方には接触しないように注意してください。

先程にも記載したように、帯状疱疹になるのは免疫力の低下が大きな原因となります。日頃の食生活や規則正しい生活を意識して、免疫力を高めておきましょう。

帯状疱疹の治療方法とは?

ではもし帯状疱疹になったらどのように治療をしていくのでしょうか?基本的には、抗ヘルペスウイルス薬を服用して治療をしていきます。これで大概は治療できるのですが、症状が重症であったりした場合は入院が必要となります。

治療に使われる抗ヘルペスウイルス薬についてですが、これはウイルスの増殖を抑えてくれる効果があります。しかしこの薬が効いてくるのは服用してから2〜3日かかるとされています。なのでその間に症状が拡大してしまうこともあるようです。薬の効果がないからといって勝手に服用を中止せずに、指示された通りにしっかりと服用していくようにしましょう。

また、この抗ヘルペスウイルス薬は、腎臓の働きが弱い方や高齢者の場合だと、服用する量を調節しながら治療することになると思われます。もし不安に思うことがあるのであれば、しっかりと医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

帯状疱疹は早めに気がついて早めに受診をすれば早く治るものでもあります。内服薬で治療を済ませられるように気になる症状が出てきたらすぐに受診するようにしましょう!

まとめ

このように帯状疱疹とは誰もがなる可能性のあるものです。かゆみだけだから放っておこうという人も多いですが、放っておくと重大な疾患になることもあります。痒いだけだからと言わずに、気になる症状がある方は皮膚科に行くようにしましょう!

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