高血圧の対策は水の飲み方が重要!?何をどのくらい、いつ飲むべき?

高血圧,水

高血圧で悩んでいるあなた、具体的にどんな対策をしていますか?
病院で処方された薬を飲むことはもちろん、食事などにも気をつけていますか!?

高血圧自体は病気ではありませんが、高血圧が原因となって引き起こす病気はたくさんあります。

今回は、高血圧の方がするべき水の飲み方や対策についてお話していきます。

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高血圧の人がすべき脱水症状の対策とは

高血圧の場合、特に脱水症状に気を付ける必要があります。
脱水症状を起こすと、体の水分が減ることで、血液がドロドロになり心臓に負担がかかります。

心臓に負担がかかることで、高血圧となり・・・起こりやすい病気がたくさんあるのです。
血液がドロドロのため、血栓ができやすくなります。

脳に詰まれば脳梗塞、心臓に詰まれば心筋梗塞です。

暑い時期になると、人は汗をかきます。
汗をかくことで水分はもちろん、体の中の塩分なども排出されてしまいます。

熱中症の時に飲むべきとされているのは、体内の水分に近い経口補水液。
そこでOS-1やポカリスウェット、アクエリアスなどの飲み物を飲むことを推奨されていますよね。

しかし、高血圧の人の場合・・・この経口補水液を飲み過ぎるとかえって体に悪くなってしまいます。

経口補水液を飲むのが悪いという訳ではありません
医師に相談し、必要に応じて飲むべきときもあります。

実は、経口補水液にはナトリウム(塩分)が含まれています。
高血圧の人の場合、塩分制限をしている人も多いかと思います。

経口補水液を水代わりにして飲む・・・ということは、おすすめできません。
飲み過ぎると、より血圧が高くなってしまう原因になってしまいますから。

私がおすすめするのは、粉末タイプのもの。
水分は他のもので飲み、粉末を少しずつ舐めることで、体の塩分を補給。
しかし、飲むわけではないので塩分の取りすぎを防ぐことができます。

水分の取りすぎはダメ!?高血圧の人が飲み過ぎてはいけない理由

塩分を取りすぎなければいいのか・・・と、実はそれだけではありません。
水分の取りすぎも、高血圧には悪影響を及ぼします。

先ほどお話しましたが、水分が少なすぎると血液がドロドロになります。

しかし、水分を摂りすぎると血液の量が増えて心臓に負担がかかります。
飲み過ぎでも心臓に負担がかかるため、血圧があがる原因になります。

食事の中にも水分が含まれている為、だいたい1日に1リットル程度飲むようにしましょう。
そして、一度にガブ飲みするのではなく・・・適度に摂取することが大事です。

こまめに飲むことで、血管の通りがよくなります。
一度に飲む量は、コップ1杯程度(200ml)。
つまり5回くらいに分けて飲むとよいでしょう。

7時、10時、15時、19時、22時くらいの間隔がベストでしょうか。
もし、体を動かして汗をかいたときはその分の量をプラスする必要があります。

年を取ると喉の渇きにも気づきにくくなってしまいます。

喉が渇いたら飲むのではなく、時間がきたら飲むように心がけると血圧も高くならず・・・脱水症状になることもありませんね。

高血圧対策におすすめの飲み物とは

1回の飲む量とタイミングは分かっていただけたでしょうか。
そして、大事なのが一体何を飲むのかです。

塩分だけでなく、糖分の制限もあった場合・・・特に飲み物に悩んでしまうでしょう。

高血圧対策にも避けるべき飲み物と積極的に飲んでほしいものがあります。

避けるべき飲み物は、カフェインやアルコールの入っている物。
少しであれば問題ありませんが、飲み過ぎるのはダメ。
カフェインやアルコールは、水分が体外に排出されるのが早いためです。

日頃飲むのであれば、カフェインレスのものが一番。

馴染みのある飲み物で言えば、麦茶。
それ以外に高血圧に効果のある飲み物といえば・・・柿の葉茶、杜仲茶、ルイボスティー、どくだみ茶、クコの葉茶、イチョウの葉茶などがあります。

もし、水を飲みたいというのであれば・・・白湯をおすすめします。
冷たいもの、熱いものよりもぬるいものが体にはいいですよ。

お酢にも血圧を下げる効果があります。
原液のまま飲むと胃に悪いので、飲むタイプの酢を購入して水、炭酸、牛乳で割ると美味しいですよ。

既に割ってある市販のものもあるので、試しやすいですね。

まとめ

水分摂取は高血圧の人にとって、とても大事です。
しかし、飲むもの、飲む量、飲むタイミングを考えて、対策をとってみてくださいね。

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