ロタの予防接種☆必要性は本当にあるの?副反応の心配はない?

ロタウイルス

最近では赤ちゃんの頃に受ける予防接種の数が増えて、受けるべきかどうか悩むものも出てきていますよね。

そのうちの1つが、ロタウィルスです。この予防接種は絶対に受けなければならない、というものではないので、本当に必要なものなのかどうか、悩んでしまう方が少なくありません。

では、ロタの予防接種は本当に必要なものなのでしょうか?それから、不安の大きい副反応についてはどの程度のリスクがあるのでしょうか?

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ロタの予防接種☆必要性は?

ロタの予防接種が必要かどうか、という点を判断するにおいて、まず大切なのは、ロタウィルスがどういった病気なのかを知っておくことです。

これは、ロタウィルスというウィルスが体に入ることにより、下痢や嘔吐が起こるという病気になります。嘔吐下痢症とも呼ばれ、多くの子供たちが感染してしまいます。

胃腸炎の一種ですが、その中で非常に重症化しやすいウィルスであるということも分かっています。激しい下痢と嘔吐により、体の水分や塩分が奪われ、脱水症状を起こすこともあります。

脱水症状が悪化すれば点滴を打つこともあります。ですが、それでも重症化し、死亡してしまうケースもあります。毎年約80万人が感染する病気で、そのうち、約10人が脂肪しています。

中にはけいれんや脳炎、腎障害などの思い合併症を引き起こす人もおり、注意が必要な病気の1つです。

このような点を考慮すると、やはり予防接種により、事前にかからないようにしておく、ということは大切ですね。

ロタウィルス☆予防接種のメリット

では、ロタウィルスの予防接種を受けると、どういったメリットがあるのでしょうか?これは、残念なことに完全に病気を予防することができる、というものではありません。

ですが、感染する可能性を大きく減らすことができ、さらには重症化を約90%も減らすことができてしまいます。

つまり、子供の命がロタウィルスによって危険にさらされるのを、未然に防ぐことができる、というわけなのですね。

ロタウィルスというのは、非常に身近で感染力が強いウィルスです。そのため、生活習慣や感染症予防の工夫などで防ぎ切るのは大変困難です。

特に保育園などで集団生活を送る場合には、5歳までに、ほとんどの子供が1度は感染すると考えた方が良いでしょう。

しかも、この病気は1度で終りではなく、2度目に感染してしまうこともあります。2度目は重症化はしにくくなりますが、それでもやはり、怖い病気ですよね。

そのような点を踏まえて考えると、予防接種で未然に防ぐことができるというメリットは計り知れません。

ロタウィルスの予防接種の必要性は、非常に高いと考えて良いでしょう。

ロタの予防接種☆副反応は?

病気が防げる、というメリットがあることは分かっていても、やはり副反応が気になってしまうということもありますよね。では、ロタの予防摂取で重篤な副反応が起こるリスクはあるのでしょうか?

まず、注意すべきなのは腸重積を患っている場合です。以前に腸重積を起こしたり、腸重積症を起こしやすい子供の場合には、受けることができません。これは、症状が悪化してしまう恐れがあるからですね。

ですが、この腸重積症も含めて、副反応が調査されていますが、その結果としては、大きな副反応は出ていないということになっています。腸重積症が増加したということもありません。

そのため、このロタの予防接種に関しては副反応に関する心配が、今のところはほとんど無用であると考えられます。

もちろん、体質やその日の体調などにより、100%大丈夫とは言い切れません。ですが、重い後遺症などのリスクを考えると、これは受ける必要性が高く、メリットの方がはるかに大きいものであると考えられますね。

まとめ

予防接種は副反応などのリスクも含めて、色々と悩まされるものです。ですが、重症化しやすいロタに関しては、海外では最重要視するべき予防接種として位置付けられているものもあります。

そのような点を考慮しても、できるだけきちんと受けて、予防しておいてあげるのが望ましいと言えるでしょう。

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