エンテロウイルスD68の症状とは?その感染経路や予防法などもご紹介!

円テロウィルス

皆さんはエンテロウイルスというものを聞いたことがありますか?
このエンテロウイルスは、アメリカで発見されてから年々感染している人が増えてきているのです。
もちろん日本でも感染例が報告されており、日本でも感染している人が増加しています。

ではそんなエンテロウイルスというのはどのような症状を引き起こすのか?
そしてどんな感染経路で感染していくのかなどをご紹介していきたいと思います。
ぜひ皆さんもこのウイルスについて知っておいてくださいね!

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エンテロウイルスD68が引き起こす症状とはどのようなもの?

ではまず最初にエンテロウイルスD68が引き起こす症状についてご紹介いたします。

近年日本に様々なウイルスが発見されています。
季節の変わり目の時期によく体調を崩すという人も多いと思います。
このエンテロウイルスは1年中感染例はありますが、最も多い時期が夏から秋にかけての時期だとされています。
なのでこの時期にエンテロウイルスに罹ると夏風邪のような症状を感じることが多いようです。
主に喉の痛みや頭痛や下痢、そして吐き気なども症状に含まれています。
ここまですると夏風邪と同じなのではないかと思うかもしれませんが、重症化すると麻痺症状も出てくるのです。
なので当初この症状が出たと相次いで診察を受けてきた人たちは原因不明の症状とされていましたが、近年になってエンテロウイルスが原因なのではないかということがわかってきたのです。

また、さらに恐ろしいのがエンテロウイルスがさらに重症化すると、呼吸困難であったり、筋肉の痛みなどが症状として出てきます。
カナダでは何と25歳の男性がこのエンテロウイルスによって亡くなってしまったという報告まであるのです。
なので子供だけではなく、大人も十分に注意しなくてはならないものなのです。
なので症状が少しでも疑わしいものがあったらすぐに病院へ行って診察をしてもらいましょう!

エンテロウイルスの感染経路はどこから?

ではそのエンテロウイルスの感染経路についてご紹介いたします。

主な感染は、鼻水や唾などの粘液からだとされています。
なので風邪やインフルエンザのように、飛沫感染や接触感染によるものが大きいとされています。

飛沫感染の場合は、主に咳やくしゃみなどでウイルスが付着している唾液が口や鼻などに侵入してきて感染するというルートがあります。
また、接触感染の場合は、咳やくしゃみなどを手で押さえて、その手にウイルスが付着した唾液が付いたまま、ドアノブなどに触ることによって、ウイルスが付着し、そこから口や鼻に侵入してくるというルートもあります。
なので、基本的に感染している方もしていない方も、ウイルスが付着している恐れがあるならしっかりと洗っておくことが重要となってきます。

このように感染経路は普通の風邪やインフルエンザと同じものです。
なので日頃気をつけておくことで、感染する確率も下がってきます。

エンテロウイルス感染症の予防方法や治療方法は?

さて風邪と同じような症状が出ながらも重症化すると命にも関わってくるこのエンテロウイルスですが、どのような予防方法と治療方法があるのでしょうか?
実はこのエンテロウイルスにはまだまだ謎に包まれている部分もあり、ワクチンも完成されていません。
なので予防接種などで予防するということができないのです。
だからこそ日常生活を送る上で予防していかなくてはならないのです。
外出時にはマスクを着用するようにし心がけて、感染している方との接触も直接触れ合わないようにする必要があります。
もちろん日頃の手洗いやうがいなども欠かせません。
こうやってみると風邪予防と同じようなことを心がけていれば予防することができます。

そしてこのエンテロウイルスの治療方法については、基本的には抗生物質で治療をしていくようにします。
またエンテロウイルスによって、目が充血したりなど目に症状が出てきた場合は点眼液を処方して治療をするようにしています。
基本的に大人の場合は免疫力があるので、症状が重くなるケースは少ないのですが、やはりそれでも亡くなった方もいらっしゃるので、絶対に大丈夫というわけではありません。
しっかりと診察してもらって、薬を処方してもらったら安静にしていくことが重要となります。
一方子供の場合は免疫力が不完全な部分もあるので、麻痺などの症状を引き起こす可能性も高いです。
なのでこの場合も必ず診療して、薬を処方してもらいましょう。
また下痢や嘔吐などで脱水症状になる可能性もあるので、水分補給も欠かさずに行いましょう。

このようにエンテロウイルスは重症化するケースもありますが、基本的には風邪と似たような症状です。
なのでしっかりとした予防と治療をしていけば、必ず治る病気です。
自分は大丈夫だろうとは思わずに、怪しい症状があったら早めに病院へ行きましょう。

まとめ

まだまだ日本には様々なウイルスが報告されています。
中にはエンテロウイルスのように予防接種がないものもあります。
なのでこういったウイルスを予防するためには日常生活からするしかありません。
病気にならない体にするためにも、予防は徹底的にしていきましょう!

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