ポップコーンは様々な場面で見ることがあると思います。
映画館に行った時に買ってみたり、パーティ会場に出されていたり、お祭りなどで出されているのも見た人もいると思います。
またポップコーンと言っても色々な種類の味があって、いつまでも飽きさせないお菓子でもあります。
そんな私たちの身近にあるポップコーンですが、何と鍋で作ることが可能なのを皆さんはご存じだったでしょうか?
ポップコーンを作る専用の機械でしか作れないと思われていましたが、鍋でも作れるとなるともっと身近に感じるようになりますよね!
今回は鍋で作るポップコーンの作り方とちょっとしたアレンジについてご紹介していきたいと思います!
そもそもポップコーンとはどんなものなの?
ポップコーンというのはトウモロコシの品種にあたるポップ種を使ったものです。
その種に油やバターなどで炒り、粒の中にある水蒸気が膨張する圧力に負けて、スポンジ状に膨らんだものをポップコーンと呼んでいます。
そもそもポップコーンの始まりは紀元前3600年頃まで遡ります。
この時の人々は焚き火の中に乾燥させたポップ種を投げ込んで、そこから飛び出した物を食べていたと遺跡を調べて明らかになっています。
そして16世紀頃にアメリカへやってきたヨーロッパの人は、現地の人からポップコーンの存在を知りました。
しかしヨーロッパではトウモロコシは家畜の餌と認識されていたので、ヨーロッパではポップコーンを食べる習慣が広まらなかったのです。
そしてアメリカでは19世紀後半からお菓子としてポップコーンを食べるようになりました。
当時は甘味料を使って作られていたので、ポップコーンは甘いものだとされてきたのです。
しかし世界恐慌になりインフレで物価が上がっていきましたが、ポップコーンの価格はあまり上がりませんでした。
なので安値で買える塩を使って映画館などで食べるようになってきたのです。
そして日本にポップコーンがやってきたのは第二次世界大戦の後のことです。
ポップコーンがやってきた当初は米軍へ向けて作られていたそうです。
そして年月が経っていき、今では私たちにとって身近な食べ物だと認識されるようになりました。
ポップコーンを鍋で作る方法とは?
ではいよいよポップコーンを鍋で作る方法をご紹介していきます!
用意する材料は以下の通りです。
●ポップコーンの豆→40g
●油→24g
●バター風味の調味塩→約10g(ない場合は塩)
●調味塩がない人はバターを10g
※塩はお好みで調整するようにしてください
まず深型のアルミ鍋を用意しましょう。そこに油を入れていきます。
ご家庭にあるサラダ油でも十分OKなのですが、パーム油で作るとよりおいしくなります!
そして油が温まってきたら豆とバター風味のする調味塩を入れていきます。
ちなみにバター風味のする調味塩がない場合は普通の塩を入れておきましょう。
豆をしっかり鍋底に平らに並べておき、蓋を必ずしておきましょう。
そしてコンロの火の上で豆が鍋の中を左右に動くように振っていきます。
これをやらないと鍋が焦げ付いてしまいます!
そしてポンポンとはじける音がなくなってきたら火を止めます。
蓋をあけた時に調味塩を使っていない人はここでバターを入れます。
全体に行き渡るように混ぜて余熱でバターを溶かしていきます。
そしてお皿の上に乗せて完成です!
ホームパーティの時などでも簡単に作れるようになっているのでぜひ作ってみてください!
ちなみにポップコーンの豆や調味塩などは通販でも簡単に買うことができます!
ぜひチェックしてみてください!
ちょっとアレンジ!?ピリ辛ポップコーン
ポップコーンは色々な種類の味があります。
今回はちょっと珍しいピリ辛ポップコーンの作り方をご紹介します!
材料は以下の通りです。
●ポップコーン豆→40g
●オリーブオイル→少々
●ラー油→少々
●塩→少々
※調味料はお好みで調整していってください
作り方は基本的に普通のポップコーンと同じ作り方です。
オリーブオイルを入れてここでラー油も加えていきます。
そしてポップコーンの豆を入れて塩も振っておきましょう。
後は同じように焦げ付かないように鍋を左右に振っていきます。
ポンポンとはじける音がなくなったら火を止めて皿にのせて完成です!
またこれをタジン鍋で作ることもできます。
タジン鍋にオリーブオイルとラー油を入れていきます。
そしてポップコーンの豆を入れていきます。
そして加熱は電子レンジを使用します。
ポップコーンの豆とオリーブオイルをしっかりまぶしておいてオート加熱します。
ポンポンと音がなくなったらレンジを止めて取り出して完成です。
このようにポップコーンにも様々なアレンジをすることができるので、作り慣れてきたらぜひ試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
このようにポップコーンを鍋で作ることも可能なのです。
また簡単にアレンジすることもできるので楽しく作ることもできます!
今までわざわざ買いに行って大変だったという人も、ぜひ一度試してみてください!