花粉症の症状☆朝に悪化するのはなぜ!?対策の方法とは!?

くしゃみや鼻水など、とにかく辛い症状を引き起こしてしまう花粉症。
これが朝から始まると、1日の始まりが台無しですね。

ですが、花粉症の症状は朝に悪化しやすいと言われています。
ではなぜ、1番頑張りたい朝という時間帯に限って、症状が悪化してしまうのでしょうか?

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花粉症の症状☆朝は悪化しやすい

花粉症の症状は朝に悪化しやすいと言われていますが、この現象を「モーニングアタック」と言います。
この言葉は、花粉症、ハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎をお持ちの方が、特に朝という時間帯にくしゃみや鼻水が悪化しやすいということを示しています。

ただし、不思議なことに目の痒みといった症状は、朝に悪化することはあまりありません。
鼻炎に関する症状だけが、モーニングアタックの対象になります。

それから、もう1つの症状が悪化しやすい時間帯があります。
それは夜なのです。
つまり、花粉症などの鼻炎の症状は、朝にひどく、徐々に緩和してくるけれど、夜になると再度悪化する、というようなリズムになるケースが多いのです。

朝から花粉症の症状がひどくなってしまうと、寝起きがスッキリできなかったり、メイクが行いにくくなったり、家事や仕事も思うように進まず困りますよね。 そのため、このモーニングアタックと言われる現象は、生活に支障をきたしやすいものとして知られています。

花粉症の症状☆朝に悪化する原因

では花粉症の症状が朝に悪化しやすい原因は何なのかというと、これには複数の原因が絡み合っていることが分かっています。

・起床時に布団を片付けるとアレルゲンが舞う
・夜間に床の上に落ちている花粉などのアレルゲンを吸い込む
・自律神経のバランスが移行することで鼻が過敏になる
・鼻粘膜に好塩基球が多くなっている

朝から布団を片付けたり、床の上に落ちた濃度の高い花粉を吸い込むと悪化する、というのは分かりやすいですね。
自律神経についてですが、昼間は交感神経、眠る時には副交感神経が働いており、朝の起床時には、この2つの神経が入れ替わるタイミイングになるため、一時的に乱れてしまうことが考えられています。

それから、ちょっと難しいのが4つ目の好塩基球についてです。
これは炎症を誘導するのに中心的な役割を担う物質で、これが朝の鼻水に増えてしまうために、症状が起こりやすくなると言われています。

このように、様々な原因により、朝はどうしてもモーニングアタックと言われる花粉症悪化の症状が起こりやすくなってしまうのです。

花粉症の症状☆朝の対策方法

では、花粉症の症状に朝の対策をしていくためにはどうすれば良いのか、気になるところですね。

これは、まずはできるだけしっかり花粉を除去しておくのが1つの方法です。
布団を掃除機で吸い、アレルゲンを除去しておいたり、空気清浄機も一晩中かけておくと良いと言われています。
それからマスクをして寝て、朝もしばらくはマスクしたままで過ごすのも良いですね。
マスクは鼻を加湿してくれる効果も期待できますし、花粉を吸いこまないようにするためにも役立ちます。

それから、どうしてもこれらの対策では効果が得られにくいという場合には、薬に頼るのもアリです。
寝る前に薬を飲んでおくと、翌朝までしっかり持続してくれます。

薬に頼りたくないという方もいらしゃるかもしれませんが、朝から辛い症状で悩まされ続けるのなら、こうした対策をすることも考えた方が、ストレスが軽減されて良いでしょう。

それから、できるだけ早寝・早起きをして、自律神経のバランスを乱さないように注意していくことも大切です。

モーニングアタックに対策していく方法はありますので、諦めずに、自分に合った方法を見つけてしっかり対策しましょう!

まとめ

花粉症の症状が朝に悪化するのは、実はモーニングアタックという、多くの方が経験している症状。
それが分かっただけでも、妙な安心感を抱いてしまうという方もいるのではないでしょうか?
できる限りの対策をしながら、日常生活に支障をきたさないように工夫したいですね。

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