すだれは内側と外側どちらに吊るすのがオススメ?

すだれ,内側,外側

毎年、最高気温を更新しています・・・昔よりも夏は本当に暑くなりました。日本伝統のエコな涼み方、いくつかあります。夏の日よけに使うすだれもその一つ。今回は、そのすだれの上手な活用方法をお伝えしていきます。

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すだれとよしず、暑い日本の夏にオススメのエコアイテム

日本の夏も、猛暑日が続き・・・暑さでぐったり。今の日本の最高気温は、高知県江川崎での41度。もはや、体温を軽く超える暑さです。

日本には、昔から続くエコ涼み方・・・暑さ対策があります。すだれ・・・という名前を聞いたことがある人は多いでしょう。よしずって言われてピンときますか?

すだれもよしずも、ヨシあるいはアシと言われる植物の茎から出来ています。イネ科の植物で、茅葺(かやぶき)屋根の葺き替えにも使われているものです。私は、よしずが分からず・・・写真を見てやっと分かりました(笑)

私の実家でも、毎年すだれが活躍しています。祖父母宅では、よしずが活躍しています。

何がどう違うの?って方のために、簡単に説明しますね。すだれは吊ってかけておくもの、よしずは立てかけておくものです。

すだれは内側と外側どこにかけると良いの?

すだれは吊るしてかけておくものだと分かったと思いますが・・・。部屋の内側と外側、どちらのかけておくとより効果が高いのでしょうか。

実家では、外側にかけているものの・・・私も最初は部屋の内側だと思っていました。でもよく調べてみると、部屋の外側にかけておく方が良いそうです。

詳しい理由ですが、窓の内側にかけるとガラス越しにすだれに日が当たります。日差しで温度が高くなり、熱くなったすだれの放熱により部屋の温度が上昇してしまうそうです。

すだれには、日差しを8~9割カットする効果があります。部屋の中で涼しく快適に過ごしたいのであれば、部屋の外側にかけておくべきです。

しかし、どうしてもすだれの隙間から光が漏れてしまいます。二重に重ねることで光の遮断がよく出来るようになりますが、風通りが悪くなってしまうので重ねることはおすすめできません。

値段も様々で1,000円前後のものからあります。サイズも様々なので、自宅の窓のサイズに合ったものを購入出来ます。店舗によっては、すだれのオーダーも受付しているところがあります。

すだれは部屋の外側にかけることでどうしても劣化が早くなってしまいます。基本的にはワンシーズン使用して、捨てる方が良いと思います。

すだれの取り付けは難しくないの・・・?

気になるのが、すだれの取り付け方法。内側であれば、カーテンレールに金具を引っかけるなど想像しやすいですよね。しかし、部屋の外側になるとどうやって取り付けていいやら・・・。

でも大丈夫!外側に取り付ける金具や部品などもたくさん販売があります。ホームセンターはもちろんのこと、100円均一でも販売があります。

窓のサッシに挟み込むタイプ、接着剤とセットになっているフック、マグネットタイプのもの。窓と物干し竿の距離が近いのであれば、すだれに結束バンドを通して・・・物干し竿にかけることも簡単に出来ます。

その他、S字フックや文房具のクリップを使って設置することも。力が要らない、簡単に出来るのは女性にとっても嬉しい事です。

どうしても夏場は風通りをよくするために窓を開けます。カーテンをしていないと、外から丸見え。目隠しの意味もあるすだれは本当に便利なものです。

また、冷房効果を高めるにはすだれだけれなく・・・よしずも活用するといいですよ。よしずをエアコンの室外機にたてかけておいて、日が当たらないようにしておきます。これだけ!!冷房効果がアップしますよ。

あとは、打ち水すると気化熱でひんやりとした風がやってきます。出来る限り安い費用で設置して、夏を涼しくエコに過ごしたいものです。

まとめ

すだれは日本の伝統です。暑い夏を涼しく過ごすために伝統を取り入れて、エコで快適に!

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