新居浜太鼓祭りの2015年度の日程は?そもそもどんなお祭り?

新居浜太鼓祭り

※画像はイメージです。

新居浜太鼓祭りというのは、愛媛県にある新居浜市にて開催されているお祭りです。 阿波踊りとよさこい祭りと一緒に四国三大祭りとして毎年多くの人たちで賑わいを見せています。

そこで今回はこの新居浜太鼓祭りとはどのようなお祭りなのか?2015年の日程はいつなのかなどをご紹介していきたいと思います。活気の溢れるお祭りなので、ぜひ1度は行ってみてください!

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新居浜太鼓祭りの歴史とはどんなもの?

ではまず最初に新居浜太鼓祭りの歴史についてご紹介していきたいと思います。

新居浜太鼓祭りといえばやはり太鼓台ですが、太鼓台の発祥起源がいつなのかというのは現在のところ正確な情報は確認されていません。様々な伝承があり、平安時代や鎌倉時代から既に始まっていたという説や、戦国時代の村上水軍が由来とも言われています。

今ある文献を見てみると1818年〜1830年の頃には既に太鼓台に関する内容が記載されています。そして当時は神輿太鼓と呼ばれていました。当時は、祭礼の時に神輿に供奉する山車の1つとしてきました。そして神輿渡御の際には列に入って豊年の秋であったことを氏神に感謝して奉納していたものでした。

太鼓台の変遷についても併せてご紹介していきたいと思います。江戸時代の中頃では、芸だんじりであったり、御船だんじりという、車が付いた「ひきだんじり」というものが出てきます。

ですが、時代が進むにつれてこれらは次第に姿を消していってしまいます。代わりに出てきたのが江戸時代後期に出てくる御輿太鼓が主流となりました。これが現在の太鼓台の原型だともされています。御輿太鼓と呼ばれていた時の太鼓台は現在のものより小さめで、もたれ布団というものを掛けていたようです。

時代は進み、幕末〜明治時代の初期頃になると、大きさも大きくなり、現在の子供太鼓台くらいの大きさになりました。そして上幕や高欄幕は1枚ものとなっていました。そして明治時代の中頃以降には、別子銅山開坑によって地域経済の発展が進みました。それに伴い、太鼓台を所有する地域の対抗意識も次第に強まっていきました。

やがて太鼓台の大きさや形も現在の太鼓台とほぼ同じようなものになってきました。ですが、ほとんど統一されているように見えても細かな違いがそれぞれ見られていました。

昭和になり、その細やかな違いも修正され、現在のように豪華なものになっていったのです。太鼓台の変遷もかなり昔から続いているようです。こう考えると、この新居浜太鼓祭りの歴史も長いということがわかりますね!

2015年の新居浜太鼓祭りの日程などの概要について

では、そんな新居浜太鼓祭りですが、2015年の日程はいつなのか?そして概要はどのようなものなのかをご紹介していきたいと思います。

まずは日程についてです。2015年は10月16日〜10月18日の3日間でお祭りが開催されます。開催時間もそれぞれ異なっており、16日が8:30〜20:30まで、17日が9:45〜20:30まで、18日が9:00〜18:00までとなっています。

開催される場所は愛媛県の新居浜市内となっています。またこのお祭りの目玉となっている統一かきくらべは国領川緑地で行われます。

ちなみに、かきくらべというのは、どういったものなのでしょうか?新居浜市内には52台の太鼓台があります。1台の重さは約3トンもあり、高さも5.5mで、長さは12mあり、とてもおおきな太鼓台です。

そこにはかき棒という4本の棒があり、そこを150人程のかき夫と呼ばれる男性たちが付きます。そして太鼓台から鳴る太鼓の音であったり、かき棒にまたがって太鼓台の運行を仕切る笛の音や、かついでいる男性たちのかけ声を響かせながら市内を練り歩いていきます。

そして、複数の太鼓台が一箇所に集結した後で、装着されていたタイヤを取り外し、かき夫の力で動かします。これがかきくらべと呼ばれるもので、かなりの盛り上がりを見せます。祭りが盛り上がるイベントでもあるので、新居浜太鼓祭りに来た際はぜひ見に行ってみてください!

新居浜太鼓祭りの喧嘩はやはりすごい!皆の感想は?

さて、新居浜太鼓祭りといえば喧嘩がすごいといいます。実際にこのお祭りへ行った人の感想はどのようなものなのでしょうか?

新居浜太鼓祭りは、日本三大けんか祭りと言われており、とても有名なお祭りです。およそ3トンの山車を、150人ほどのかき夫に担がれて市内を練り歩くのは本当に圧巻です。そしてけんか祭りと言われるように、突発的に太鼓台同士の喧嘩も発生します。なので周りにいる時は注意してください!また、駐車場がほとんどないので公共機関を利用した方が良いです!

このようにけんか祭りとしても注目されているお祭りのようです。見どころの1つでもありますが、怪我人も出やすいので十分に気をつけてくださいね!

今年は友達に誘われて初参加しました。新居浜の人にとって大事なお祭りのようで、とても熱のこもった祭りだなぁと思いました。実際に見るとも半ば喧嘩のような迫力でとても驚きました。でも祭りを通してみんながひとつになっている様子もあってとても良いお祭りだなと思いました。

喧嘩のような迫力に圧倒される人も多いです。でも祭りを全体で楽しんでいる雰囲気なので、それがいいという意見もあるようです。

まとめ

この新居浜太鼓祭りは様々な意見がありますが、長い間開催されてきた伝統的なお祭りです。活気のあるお祭りで楽しくなれると思いますので、機会があったらぜひ見に行ってみてください!

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