播州の秋祭りの日程は?2015年のお祭りも期待大!どう楽しめるのか?

播州の秋祭り

皆さんは播州の秋祭りというものをご存知ですか?このお祭りは、兵庫県にある播磨地方全体にわたって、各神社で行われる秋のお祭りを総合して呼ぶものです。主に屋台と呼ばれる太鼓台が有名なものとなっています。

そんな播州の秋祭りについて今回はご紹介していきたいと思います。興味のある場所がありましたらぜひ参加してみてください!

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播州の秋祭り名物の屋台について知ろう!

播州の秋祭りを楽しむために、まずは屋台のことについて知っておきましょう。

日本のお祭りには、華やかさを演出するために祭礼の山車を使うから祭りがたくさんあります。皆さんもお祭りに参加した時に見たことがあるのではないでしょうか?これらの山車は、地域によって様々な特徴があるので、山車を見るだけでも楽しむことができます。今回注目していただきたいのは運行方式です。

山車の動かし方は車輪が付いていて、引っ張って動かすものと、中で太鼓を叩いて、それを大勢の人が担ぐ太鼓台に分けることができます。播州の秋祭りの山車は、この太鼓台と呼ばれるものに当たります。これらは関西から西の地方に多く見られるもので、東日本ではあまり見ないものです。

まず瀬戸内海沿岸付近の太鼓台を見ると、ほとんどが布団屋台と呼ばれる形態となっています。これは布団を重箱のように重ねた屋根であることが特徴です。布団の段数や装飾も地域によって異なるので、それらを見るのも楽しみの1つです。

また姫路市の方へ目を向けると黒漆屋根の屋台が多く見られます。これは神輿屋根型屋台とも呼ばれています。神輿は様々なお祭りで見かけますが、豪華な飾り付けをして太鼓台とするのは、他の地方ではなかなか見られません。

播州の秋祭りで使われる屋台は、数多くの職人の技がその1つに集結されています。様々な業種の職人技が均等に調和されながら構成されている装飾は本当に美しく見事なもので、これが見られるのは播州の秋祭りだけではないかとも言われています。

播州の秋祭りで飛び交う掛け声や練りの種類はどのようなもの?

では、その播州の秋祭りの中でもどのような練りの種類があって、どのような掛け声があるのでしょうか?次はそちらをご紹介していきたいと思います。

まずは屋台練りというものがあります。基本的に屋台は練り子と呼ばれる人達が担いで運行するものです。それを屋台練りとも呼ばれています。

屋台練りの時の掛け声で有名なのは、姫路市や高砂市での「ヨーヤサー」が有名です。また内陸部方面では伊勢音頭などの囃し歌で練られるところもあります。

また、神社の楼門前や拝殿前において、練り子が両手で屋台を高く持ち上げることを差しと呼ばれています。その際の掛け声も地域によって様々あるので見ごたえも十分にあります。

一方では網干や御津町方面の屋台差しではチョーサという掛け声と共に屋台を頭上高く差し上げて地面ギリギリまで下ろすといった練り方もあります。

また練り合わせというものもあり、これは2台以上の屋台同士が、屋台の脇棒を接触させながら練り競うというものもあります。その屋台は神輿屋根型屋台がほとんどです。練り合わせをする地域は姫路市南東部のあたりに多くあるようです。

また、宮入りというものもあり、主に境内の入り口の門が屋根付きになっている神社で行われるものです。宮入りの際には擬宝珠と露盤を外して、地面を引きずりながら境内に入ります。主に高砂神社や大塩天満宮などで見ることができます。

このように練りの種類や掛け声は開催される場所によって様々なものがあります。兵庫県の方の中でもまだ行ったことのない地域もたくさんあるという人も多くいるようです。

しかしどの練りも迫力満点で活気があるものとなっています。ぜひどれか見に行ってみてはいかがでしょうか?

播州の秋祭りの日程は?観覧の時の注意点は?

播州の秋祭りの日程は10月の初旬〜体育の日が主な日程となっています。どのお祭りも力強く豪快で活気のあるお祭りなのですが、やはりいくつか注意点もあります。

近年ではマナーを守らなかったり、無理な行動をした人が屋台練りや人混みに巻き込まれて怪我をしたということも増えてきています。ここで1度注意しなくてはならないことを確認しておきましょう。

まず各神社で行われている祭礼は、屋台練りと観客を分けるためのバリケードが設置されていません。中には屋台が観客の中を練り進むこともあるので、屋台がどのように運行されるのかを気にしながら観覧するようにしましょう。

また屋台の進行方向についてですが、毎年決まっている祭りもありますが、中にはその場でどう進行するかを判断しながら進むものもあります。

しかし、屋台がどう進行するかは基本的に説明はありません。進行の経過は事前に調べる方法もありますが、もし進行方向がわからない場合は無理に屋台に近づかないようにしましょう。

また練り合わせを行う祭りでは、予想以上に屋台同士が練り合わす可能性もあります。なので観覧している屋台だけではなく、周囲の屋台の動きにも注意を払ってください。

また他の祭りにも言えることなのですが、泥酔者や喧嘩やトラブルにはむやみに近づかないようにしましょう。また、かなりの人混みなので、痴漢やスリ等の犯罪にも気を付けて下さい。貴重品等は必ず肌身離さず持ち、常にあるかを確認しましょう。

せっかくの楽しいお祭りも、このようなトラブルに巻き込まれてしまったらやはり悲しいですよね?無用なトラブルに巻き込まれないように十分に気を付けましょう!

まとめ

このように播州の秋祭りは各地で盛大に行われています。どこも活気のあるお祭りで盛り上がりを見せています。地元の方もそうですが、ぜひ観光の1つとして見に行ってみてはいかがでしょうか?

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