皆さんは時代祭というものをご存知でしょうか?これは京都市にある平安神宮にて開催されているお祭りです。京都の三大祭りの1つですが、歴史が浅いこともあり、あまり知らないという人も多いです。
そこで今回は時代祭とはどのようなお祭りなのか、そして2015年はいつ開催されるのかなどをご紹介していきたいと思います。ぜひ機会があったら立ち寄ってみてください!
京都の時代祭の歴史を知ってお祭りをもっと楽しもう!
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時代祭の歴史について
では早速、時代祭の歴史についてご紹介していきたいと思います。このお祭りは平安遷都1100年の記念事業として開催されているお祭りです。平安神宮が明治28年に造営され、遷都の日となる10月22日〜24日にかけて記念祭が開催されます。そして25日には延暦〜明治の長い歴史の中で起こる文物風俗を表した行列を作り、京都御所から平安神宮まで歩いていきました。
時代とともに行列の規模が異なります
では次にこの行列の変遷についてご紹介いたします。明治29年からこの行列は10月22日にしましょうということになりました。また行列の規模も当時は6列でしたが、大正10年1には8列に、昭和6年には10列となっていきました。
そんな中、昭和19年では戦火の拡大によりお祭りは中断されてしまいます。ですが、昭和25年になると、行列に婦人列を加え再び開催されました。この頃は7列ほどの列でしたが、その後行列も増えていき、近年では十数列を超えるようになりました。今では豪華絢爛な時代絵巻を見ることができます。
豪華絢爛な道具類にも注目!
また列だけではなく道具にもこだわりがあります。約12000個ほどある調度や衣裳や祭具に注目するとその時代にあったものをとり入れて、京都が今まで培った伝統工芸技術を駆使して復元された物ばかりなので、見ごたえも十分です!
時代祭というのは平安神宮に祀られているご祭神や桓武天皇と孝明天皇のご神霊と共に京都市中を巡行し、平安を祈る祭礼だと言われています。厳かな雰囲気の中で壮大な行列をぜひ見に行ってみてください!
2015年の京都の時代祭の概要について
ではそんな時代祭ですが、2015年はいつ行われるのでしょうか?まず日時は10月22日(木)で、天候が悪かった場合は23日に開催されます。おおよその時間帯は12:00〜14:30までとされています。
開催される場所は大まかに言いますと、京都御苑(12:00)→烏丸御池(12:50)〜三条木屋町(13:40)〜平安神宮(14:30)という順番で巡礼していきます。その距離は約4.5kmほどあります。
そして時代祭での行列は約2kmにもわたる大行列となっており、先頭から最後尾まで見終わるのに2時間以上かかるとも言われています。
これだけの時間となると立ち見はやはり辛いと思います。最初から最後までしっかり見たいのであれば座ってみられるように席の確保をすると良いでしょう。そんな方にオススメなのが有料観覧席からの見るという方法です。現地では有料観覧席は3か所用意されています。
●京都御苑席(建礼門前南側付近)
●御池通席(寺町通〜烏丸通付近)
●平安神宮道席(冷泉通〜大鳥居付近)
となっているので、座って観覧する場合はチェックしておきましょう!
オススメの穴場もいくつかあります。まず1つ目は13時頃に通る京都市役所付近です。有料観覧席はないのですが、車両通行止めになる前に到着できると、一番前で観覧することができます。
2つ目は神宮道周辺です。意外とここは穴場スポットとなっています。道幅が狭くなっているので間近で見ることができるという利点があります。
素晴らしい行列となっているので全部見たいのであればしっかりと場所を確保しておきましょう!
実際に時代祭へ行った人の口コミを見てみよう!
では実際に時代祭へ行った人たちはどのような口コミをしているのでしょうか?
2014年の時代祭の時は雨が降ってしまったようです。ですがそんな中でも厳かに行列を成している姿に圧巻された方も多かったようです。歴史の重みを感じることが出来る行列として、とても評判の良いようです!
雨が降っていてもたくさんの方がこのお祭りに参加したようです。時代の流れを感じることが出来るお祭りとなっているので開催されて良かったという声も多くありました。それだけ皆に親しまれているお祭りであることがわかりますね!
まとめ
このように京都の時代祭は葵祭や祇園祭りと比べるとやや新しいお祭りですが、とても人気のあるお祭りのようです。人々が歩んできた歴史を感じることが出来る素晴らしいお祭りとなっているので、ぜひ1度は見に行ってみてください!