まだまだ寒い日が続いていますが、しっかりと春が近づいてきています。
日本人に梅は馴染みの深い植物です。
小さな梅の花を思い浮かべると・・・春の訪れを感じませんか?
今回は、東京でのおすすめスポット☆梅まつりについてお話していきたいと思います。
梅まつり☆みんな知っている梅ってどんな植物?
日本の花と言えば、桜を想像する方も多いでしょう。
しかし、梅もみんなが知っている植物。
梅の花・・・と言われてピンとこない方もいるかもしれませんが、梅干は日本人なら一度は口にしたことのある食べ物ですよね。
梅は、桜と全く関係ない・・・と思われがちですが、バラ科サクラ属の落葉高木です。
梅の実は体にいい!と思われていますが、その通り。
でも、青梅には青酸が含まれており・・・昔から食べると死ぬと言われています。
もちろん、調理せずに青梅のまま大量に摂取した場合のことですけどね。
東京23区内の梅まつりおすすめスポット
東京23区と言えば・・・都会をイメージしがちですが、歴史を感じられるおすすめスポットがたくさんあることを知っていましたか?
私がおすすめするスポットは・・・まず、「湯島天神」での梅まつり。
東京都文京区にある神社です。
歴史は古く・・・江戸時代より梅の名所として親しまれてきました。
梅まつりも開催されて今年で58回目。
寒紅梅や南高など有名な梅を含む13品種、梅の木は300本ほどあります。
樹齢70~80年の梅の木が多く咲いています。
特に有名なのが、境内に咲き誇る「湯島の白梅」です。
見ごろは2月中旬~3月上旬まで。
この湯島天神には、学問の神様と言われている菅原道真公が祀ってあります。
そのため、学生が合格祈願のために多く参拝しています。
梅を見ながらの野点もあり、お茶券500円を購入すると楽しめます。
次におすすめなのが、東京都世田谷区にある「羽根木公園」で開催されている梅まつり。
約650本、なんと60品種以上の梅が咲き誇ります。
梅まつりの期間中、土日祝にイベントが開催されています。
広い園内では、梅まつりにちなみ・・・梅ようかんや完熟梅のマドレーヌ、梅大福などのが売店では販売されます。
期間中は、野点や抹茶サービス、甘酒配布、箏の演奏、太鼓、俳句会や園芸市や物産展など様々なイベントが目白押し。
梅を見ながら、のんびりと過ごすなんて素敵ですよね。
東京郊外の梅まつりおすすめスポット
東京都八王子市にある高尾梅郷梅まつり。
旧甲州街道沿い約4.5km区間に点在している約1万本の紅白の梅の木にはため息ばかりでます。
4つの梅林(関所・天神・湯ノ花・木下沢)それぞれで露店が出て、たくさん人でにぎわいます。
関所梅林では、箏の演奏や野点が行われます。
他にも梅林をめぐるスタンプハイクや、梅干や野菜の販売なども。
また、梅まつりの期間中のみ・・・木下沢梅林が特別解放されます。
普段は梅樹木保護と園内整備のため、入れない・・・特別な場所です。
今年は、3月14日(土)から29日(日)まで。
時間は10時から16時までを予定しているとのこと。
ぜひ、ゆっくりと散策して梅を眺めたいものです。
次におすすめするスポットは、東京都調布市にある都立神代植物公園です。
神代植物公園には、うめ園があります。
このうめ園には、約70品種・・・約180本の梅があります。
様々な種類があるため、1月下旬から3月下旬までと長く楽しむことができます。
広い園内には、うめ園だけでなく・・・バラ園、つつじ園、ハギ園とあります。
梅まつり開催期間中、企画展やえんちょうによる園内やうめ園のガイドツアー、うめ売店など・・・大人だけでなく、子どもも一緒に楽しめるイベントが盛りだくさん。
梅はもちろんのこと、他の植物について学んで、楽しむにはおすすめのスポットです。
まとめ
ご紹介したスポットは、ごく僅か。
都内にはたくさんの梅まつりが開催されている場所があります。
まだまだ寒い日が続きますが・・・梅の花を見ながら少し早い春の訪れを全身で感じたいものですね。