アーモンドは健康にも美容にもとても良い食べ物として女性の間でも注目されている食材です。
確かにアーモンドの成分を細かく見てみると、ビタミンやミネラルをたくさん含んでいるようです。
またアーモンドは色々な食べ方もあります。
ローストすることもあれば生で食べる人もいるのではないでしょうか?
今回はそんなアーモンドの食べ方や、アーモンドが私達に与える効果等をご紹介していきたいと思います。
ぜひアーモンドのことを知って効果的に摂取していきましょう!
アーモンドは生?ロースト?
アーモンドを意識して摂取している人は1度は聞いたことがあると思うのが、アーモンドの食べ方についてです。
基本的にはローストされたアーモンドを食べることが多いと思いますが、ローストされると栄養素が失われるということで生で食べる人もいるようなのです。
しかし生のアーモンドはアミグダリンが含まれており、分解されると青酸という有毒な物質が発生してしまうのです。
食用のアーモンドなら大丈夫ですが、生で食べているといつか食用ではないアーモンドを食べてしまう危険性があります。
また、サルモネラ菌や酵素抑制物質も含まれていたりするので、生で食べるのは危険な食べ物なのです。
でも生のアーモンドの方が効果がありそうだし、どうしようと思ってしまいますよね?
では実際にローストした時の栄養素はどうなのでしょうか?
まず生のアーモンドの成分を見てみると、不溶性の食物繊維とビタミンB2とビタミンEとオレイン酸とミネラルが含まれています。
これらの成分を見てみると美容や健康にも活躍してくれる食べ物だとわかりますよね!
そして懸念されているのが、生のアーモンドをローストすることで、これらの効果が軽減されてしまうということです。
しかし実はこれらの成分は皆熱に強い成分ばかりなのです。
脂溶性ビタミンと呼ばれており、熱に強い性質があるのです。
ちなみにビタミンCは水溶性のビタミンで熱に弱い成分なのでジュースになったりするとビタミンCが減るというのは事実です。
そしてアーモンドに含まれているビタミンB2も水溶性のビタミンなのですが熱にはそこそこ強いという性質があります。
なので失われる栄養素というのはそんなに多くないのです。
こう考えるとローストされたアーモンドでも十分効果があることがわかります。
生で食べるのは控えた方が無難かもしれませんね!
アーモンドに含まれている成分の特徴とは?
ではアーモンドに含まれている成分の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
まず注目していただきたいのがビタミンEです。
アーモンドはビタミンEの含有量が食品の中でもトップクラスなのです。
アーモンドを20粒食べれば1日に必要だとされているビタミンEを摂取することができるのです。
ビタミンEは抗酸化作用があるので老化を防止してくれたり、肌を若々しく保ってくれたり血行を良くしてくれるので冷え性を改善してくれたり、生活習慣病やガンを予防してくれたりと、美容や健康に大きな効果をもたらしてくれます。
またオレイン酸という不飽和脂肪酸が含まれているので、悪玉コレステロールを排除して善玉コレステロールを増やしてくれたり、血液をサラサラにしてくれたり、動脈硬化や心筋梗塞の予防にもなり、健康面に大きな効果をもたらしてくれます。
またカルシウムや亜鉛などのミネラルも豊富に含まれており、骨や歯を強くしたり、貧血の予防にもなります。
また美容面でも効果があります。ビタミンB2によって脂肪燃焼を助けてくれる効果があるのでダイエットにも最適です。
また、食物繊維も含まれているので便秘予防にもなりますし、食欲抑制にも効果があります。
こうやってみてみると小さいアーモンドでもたくさんの栄養素が含まれていることがわかります。
ぜひ積極的に摂取していきたいものですが、気をつけてほしいのが食べる量です。
アーモンドを食べすぎたらどうなる?
いくら美容や健康に良いといっても食べ過ぎてしまっては意味がありません。
実はアーモンドのカロリーというのは意外と高く、23粒食べたらご飯1杯分のカロリーになるのです。
1日に20粒~25粒くらいなら問題はないのですが、それ以上食べると逆に太ってしまう原因なのなってしまいますので注意しましょう。
また人によっては食物繊維によってお腹を壊す人もいるようです。
自分にとっての最適な量を見つけておくと良いかもしれません。
またヘルペスの原因にもなると言われています。
いくら効果があっても食べすぎては意味がありません。
しっかりと適切な量で摂取していくようにしましょう。
まとめ
このようにアーモンドには美容や健康にとても大きな効果をもたらしてくれます。
またそれはローストしていても栄養素がほぼ変わらないということもわかりました。
安全に且つ効果的に摂取していき、どんどん元気に若々しい自分になっていきましょう!