どんぐりの育て方とは?ペットボトルや盆栽で育てられるのか?

どんぐり 育て方

皆さんは子供の頃にどんぐりを集めたことはありませんか?色々な形のどんぐりを集めたり、いかに大きいものを探そうとしたりしたこともあるのではないでしょうか?

実は各地でこのどんぐりを使って様々なイベントが開催されています。主にどんぐりの苗木を育てて、団体に持っていって植えてもらうというイベントが行われています。

そこで今回はこのどんぐりの育て方についてご紹介していきたいと思います。色々な方法があるので、ぜひ機会があったら育ててみてはいかがでしょうか?

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ペットボトルを使ったどんぐりの育て方とは?

実はどんぐりというのはペットボトルでも育てることが可能なのです。ちょっと試しに育ててみようかなという方はペットボトルでぜひ育ててみてください!

ただしある程度育てたら鉢植えに移さなくてはならないので、鉢植えの準備も忘れないようにしてください。

また今回は秋に植えることを想定してご紹介いたします。

まず用意するものはどんぐりと1.5Lのペットボトル1本と、カッターナイフと包帯とティッシュペーパーです。

最初にペットボトルの上の部分をカッターで切り取っていきます。そして切り取った上の部分の注ぎ口の部分に包帯を垂らしていきます。

その後、包帯の上に湿らせたティッシュペーパーを四つ折りにして入れます。そしてペットボトルの下の部分には水を入れておきましょう。

その後に注ぎ口を下にしてペットボトルの下の部分に差し込んでいきます。そうしたらどんぐりの尖っている部分を下にしてティッシュペーパーの上に置いておきます。

そうしたら後はしっかりとお世話をしていくだけです。置く場所は日光がよく当たる場所に置いておきましょう。

この時点で水やりは2~3週間に1回入れ替えるくらいで十分です。とにかく乾燥させない環境を作ることを意識しておきましょう。

数週間の後に見てみるとどんぐりの実が割れ始めて、根が出てきます。ここからどんどん成長していって葉っぱを付け始めます。

そして3月頃になったらペットボトルでは支えきれなくなると思います。なので底が深い植木鉢に支柱を移してあげましょう。

その後も日光が当たる場所に置いておき、水やりはやり過ぎない程度にしていきましょう。そうしていくと段々と成長していきます。

もし近くでどんぐりの苗木を集めている団体があったら、そこに渡してあげるのも良いかもしれません。

そうするともっと広い敷地に移し替えて、またさらに大きく育てることができます。もちろん、小さいまま楽しみたいのであれば、剪定をしっかりしながら育てていきましょう。

このようにペットボトルを使ってどんぐりを育てていくこともできます。でも本格的に始めたい!という方は盆栽で育ててみるのも良いかもしれませんね!

盆栽でのどんぐりの育て方とは?

では次に盆栽でのどんぐりの育て方についてご紹介します。

まずは盆栽に赤玉土を入れておきます。そしてどんぐりを横に置いて、その上に赤玉土をかぶせていきましょう。

それから1~2年目の間はとにかく肥料と水やりを欠かさずに行うようにしましょう。ペットボトルの時にも記載しましたが、どんぐりにとって乾燥は天敵です。

忘れずに水と肥料を適宜与えていくようにすることが大切です。冬になれば葉が枯れて落ちます。

そして2年目の春頃になったら高さを調整していく必要があります。その際には最終的に作りたい高さの1/3位を目安に切って調整していきましょう。

まだまだ成長してくるので、育てるのも楽しくなってきますね!その後も定期的に水やりや肥料を与えていき、3年目の春になったらまた切って調整していきます。

今度は最終的に作りたい高さの3/2位の高さを目安に切っていきましょう。

その後も欠かさずに世話をしていくと4年目の春には葉がたくさん付いていて、見事な盆栽が出来上がってきます。

この辺りから肥料を与えるのは控えめにしていきましょう。後は目標としている大きさからはみ出ている枝を切っていくような方法でOKです。

こうすることでどんぐりの盆栽が出来てきます。見ての通り、毎日のお世話がとても大事なものとなってきます。なのでちょっと大変だなぁと思うこともあるかもしれません。

しかししっかり育てた後は立派な盆栽となるので、ぜひそれを目指して頑張って育ててみてはいかがでしょうか?

水や肥料はどのくらい?どんぐりの育て方の注意点

上記までどんぐりの育て方を大まかに説明いたしました。しかし実際に育てると失敗してしまったということもあるかもしれません。

そこで最後にどんぐりを育てるうえで注意しなくてはならない点をご紹介していきたいと思います。

まずは植えるどんぐりの選び方についてです。

どんぐりを植えれば苗木が出来ると思うかもしれませんが、それは間違いです。中には既に虫に食べられてしまって中身がないケースもあります。なのでまずはこれらのどんぐりの選別から始めましょう。

どんぐりの選び方はとても簡単で、水に入れて確かめるという方法があります。中身がなかったりすると、沈まずに浮いてきます。なので浮いてきたどんぐりは外して、沈んでいるどんぐりを選びましょう。

その後にすぐ植えないのであれば、水気を取ってビニール袋に入れて冷蔵庫に保管しておくと良いでしょう。

次にどんぐりを植える時の注意点です。先程も記載しましたが、どんぐりの発芽は春先となります。
なので秋の時期に植えるのが理想です。

そしてどんぐりは乾燥に弱いので水やりは欠かさずに行いましょう。ただしどんぐりが水に浸かるほどあげる必要はありません。あくまでも乾燥させない程度にあげるのが理想です。またどんぐりを植える時に使う土は赤玉土だけで十分です。

またどんぐりはかなり長い期間見ながら世話をしていかなくてはなりません。そこで気になるのが夏と冬の管理方法についてです。

まず夏になったら気をつけなくてはならないのが直射日光です。基本的には日光に当たる場所に置くと良いのですが、夏のように強い直射日光の場合だと逆にダメにしてしまう恐れがあります。

特にブナやイヌブナなどの種類は葉やけを起こすこともあるので、夏の時期だけは日陰に移しておきましょう。

また冬になったら今度は霜に注意していかなくてはなりません。霜が立つような寒さは天敵となるので、その場合は直射日光が当たる場所に置いておくようにしましょう。

このようにどんぐりを育てる時にはいくつか注意点があります。水やりや肥料、保管場所などは常に注意しておきましょう!

まとめ

このようにどんぐりを育てるというのは思った以上に大変ですが、とてもやりがいのあることだと思います。

最近では色々な地域でどんぐりの苗木を植えようというイベントを開催しているようです。もし興味がありましたら、こういった行事にも参加してみると良いかもしれませんね!

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