風邪をひいてしまった時には、できるだけ早く治すために工夫していきたいですよね。
風邪に効く食べ物などを積極的に食べることで、薬に頼らず風邪を自然治癒させることもできます。
ですが、食欲が低下して、イマイチ食事が食べられないという時もあるでしょう。
そんな時、食べやすいものと言えば甘い物です。
では、風邪に効く食べ物で甘い物と言えば、どういったものが挙げられるのでしょうか？
風邪に効く食べ物☆甘い物ならゼリーがおすすめ！
風邪に効く食べ物で甘い物としては、やはり消化されやすく、胃腸に負担がかかりにくいものがおすすめです。
そこで挙げられる代表的なものが、ゼリーです。
ゼリーはツルンとした喉ごしで、喉に痛みがある時でも食べやすいですよね。
それに、ひんやりと冷たく、熱がある時にも心地よく食べることができます。
例えば果物が入ったゼリーなどを食べれば、果物のビタミン類を補給するのにも役立ちます。
できれば市販のものではなく、フレッシュフルーツを用いて手作りしたゼリーをいただくのが理想的です。
また、ゼリーを手作りする際にも、できるだけ砂糖は控えめにしましょう。
甘すぎる食べ物は、風邪を治りにくくしてしまう恐れがあります。
ゼリーは、空腹は感じるのに、どうしても食事が喉を通らない時に食べる緊急用の食べ物、という感覚で摂り入れると良いでしょう。
また、ゼリーに近いものとしてプリンもあります。
プリンは卵や牛乳が原料となっていますので、意外と栄養もあります。
ただし、市販のものは甘味が強い物が多いので、こちらも砂糖控え目で手作りするのが理想的ですね。
風邪に効く食べ物☆甘い物ならはちみつ！
風邪に効く食べ物、甘い物で特におすすめなのが、はちみつです。
はちみつは、砂糖よりも少量で甘味を強く感じるので、満足しやすいという嬉しい魅力を持っています。
しかもはちみつは栄養価が高く、弱った体に栄養補給するのにピッタリです。
また、「喉が痛い時にはティースプーン1杯のはちみつを舐めれば良い」という民間療法があるほど、はちみつは喉に良い食べ物としても知られています。 喉の炎症を抑え、潤してくれるので、その効果に期待して摂取してみるのも良いでしょう。
さらにはちみつの持つ効果を高めたいのであれば、レモンを組み合わせる方法もあります。
レモン汁を絞り、はちみつと合わせて、あとはお湯や水で薄めて飲めば良いだけです。
お手製の無添加はちみつレモンで、ビタミンCや様々なビタミン、ミネラル、そして水分を補いましょう。
風邪に効く食べ物☆甘い物で注意すべき点は？
風邪に効く食べ物は甘い物なら何でも良いのかというと、そういうわけではありません。
気を付けなければ、むしろ甘い物は風邪に対して悪影響を及ぼしてしまいます。
砂糖を多く含む食べものは、胃に長く留まる性質があります。
そのため、どうしても胃腸にかかる負担が大きくなってしまうのです。
また、血糖値が乱高下することで体にも負担がかかります。
低血糖の状態になると、疲労感を感じやすくなってしまいます。
さらには、甘い物を食べるとビタミンB群が大量消費されてしまい、ビタミン不足になります。
ビタミンBも疲れ対策に大切な栄養素ですので、これが不足することで、体がだるく、疲れた状態になってしまうというわけですね。
つまり、これらの理由から、風邪をひいて体が弱っている時には甘い物は控えるべきであると言えます。
お菓子やケーキなど、砂糖たっぷりの負担になるようなものはできるだけ避けるようにしましょう。
まとめ
風邪に効く食べ物で甘い物は無いわけではありませんが、基本的には、風邪が辛い時は甘い物よりも食事から栄養を摂るべきといえます。 おかゆやうどんなど、消化の良いものを中心に、しっかり体に質の良いエネルギーを供給してあげましょう。
それでもどうしても、甘い物が食べたくてたまらないという場合には、ゼリー、プリン、はちみつなどの体に優しいものを選ぶと良いですね。
