日焼け止めクリーム☆赤ちゃんへの安全性は確か?誤飲したら?

紫外線には美容面での悪影響だけでなく、皮膚がんのリスクを高めてしまうなど、大変危険な側面があることが分かってきています。 オーストラリアなど、そんな紫外線に対する危機意識が強い国では、赤ちゃんの頃から当たり前のように紫外線ケアが行われていますよね。

ですが、日本はまだまだ紫外線に対する危機意識が高くありません。
例えば日焼け止めクリームは赤ちゃんに本当に安全なのか、そちらの方が恐くて使えていないという方もいます。
特に何でも口に入れる赤ちゃんの場合、誤飲などのケースもあり、安全性は気になってしまいますよね。

そこで、そんな日焼け止めクリームの安全性について解説していきます。

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日焼け止めクリーム☆赤ちゃんに安全?

日焼け止めクリームが赤ちゃんに安全かどうか、という点については、これはどんなものを選ぶかによっても違ってくると言えるでしょう。 日焼け止めクリームの中には、お肌に強い刺激を与えてしまうものもあります。
つまり、赤ちゃんでも安全と言いきることはできませんが、選び方に慎重になれば、安全に使っていくことは十分に可能、と判断することもできます。

赤ちゃんに使いやすい安全性の高いものの条件としては、ノンケミカルなど、刺激になる成分が極力含まれていないこと。
それから石鹸などで簡単に落せることです。

また、月齢はできるだけ3ヶ月以上になってから使用するのが好ましいですね。
日焼け止めクリームによっては新生児から使えるものもありますが、3ヶ月までの時期は、紫外線の強い時間帯の外出は控えるべきです。 そうすれば、無理に日焼け止めクリームを使用する必要はありません。

使い方をきちんと守り、また赤ちゃんでも使えるように作られた安心なものを厳選すれば、赤ちゃんにとって日焼け止めクリームは、そんなに危険なものではありません。 上手に使って、赤ちゃんのデリケートなお肌を紫外線から守ってあげましょう。

日焼け止めクリームで赤ちゃんがアレルギーを起こすリスク

日焼け止めクリームは赤ちゃんにアレルギーを引き起こすリスクも、ゼロではありません。
日焼け止めクリームにはいろいろな成分が含まれていますので、そのうちの何かが、アレルギーの原因になるということは十分に考えられます。

そのため、赤ちゃんに初めての日焼け止めクリームを使用する際には、腕の内側などに少量塗布してみて、パッチテストで変化を確認するのがおすすめです。 それで特に変化がないようなら安心ですが、赤くなったりするようなら、合わないのかもしれません。

日焼け止めクリームに配合される成分はメーカーごとに違いますので、合うものが見つかるまで慎重に試していくと良いでしょう。

また、紫外線の強い時期にアレルギーのような症状が出て、日焼け止めクリームのアレルギーと思い込んでいるけれど、実は違ったというケースもあります。 この場合、考えられるのが紫外線アレルギーです。

紫外線を浴びることそのものがアレルギーの原因になっているため、この場合は日焼け止めクリームの使用をやめてしまうと、ますます悪化させる恐れがあります。 紫外線アレルギーの疑いがあるなら、まずは病院を受診して、何が原因でアレルギー症状が起こっているのか確かめ、対策についても医師としっかり相談しておきましょう。

日焼け止めクリームを誤飲したら?

日焼け止めクリームは赤ちゃんの誤飲という事故も、決して少なくはないものの1つです。
また、顔などにも塗るため、少し舐めてしまうようなこともありますよね。

では、そんな日焼け止めクリームの誤飲は大丈夫なのか、という点についてですが、結論から言えば、少量を舐めてしまったくらいなら、大きな問題になるリスクは低いと言えます。 また、少量を飲んでしまった場合も、ほとんど中毒の問題は無いので、水や牛乳を飲ませてから様子を見てください。

基本的に、日焼け止めクリームは味が美味しくないため、ほとんどの赤ちゃんは大量に飲んでしまうことをしません。
少量飲んだところで「口にするべきものではない」と判断して、口に入れるのをやめる可能性が高いです。

ただ、もし大量に誤飲してしまったような場合は、病院を受診しておいた方が安心ですね。
いくら中毒のリスクが低いものであるとは言っても、食べ物ではありませんので、体に良いことはありません。
誤飲という事故を防ぐためにも、赤ちゃんの手の届かない場所に置いておくことが大切です。

まとめ

日焼け止めクリームの安全性は赤ちゃんにとっても高いものであり、また、必要なものであるとも言えます。
ただし、アレルギーの問題や誤飲の問題などもありますので、しっかり選び、正しく使うことを忘れないでください。
お肌や体質に不安がある赤ちゃんの場合は、医師とじっくり相談してみましょう。

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