年始のご挨拶、年賀状。
めったに連絡をとらない相手でも、年賀状だけは繋がっているなんてこともあり、大切な日本の風習の1つですよね。
ですが、だからこそ様々なマナーがあり、恥をかかないためにも、相手に不快な思いをさせないためにも、きちんと守ることが大切です。
例えば年賀状の期間はいつまでなのか、投函はいつまでに済ませれば良いのかなど気になるポイントは多数ありますね。
そこで、そんな年賀状のマナーについて紹介していきます。
年賀状の期間はいつまで？
まず年賀状の期間がいつまでなのかですが、これは基本的に、1月7日が期限となっています。
ですが、だからと言って1月7日に着けば良いという感覚で、悠長に構えていてはいけません。
1月7日までは「年賀状」として出すことができる期限であるものの、そのぎりぎりに届く年賀状は、やっぱり相手の気持ちに触ってしまうこともあるのです。
基本は三が日の間です。
遅くとも1月3日までに届くように出しておけば安心ですね。
中には1日に着かなかった場合、「こちらの年賀状が届いたのを見て慌てて用意したのでは？」という気分になる方もいます。
もちろん、そういう相手もいるかもしれませんが、できれば年賀状が届くであろう相手は事前にしっかり確認して、1日にきちんと届くように出しておくのがベストですね。
年賀状の期間を過ぎた場合は？
では、何らかの事情により年賀状の期間を過ぎてしまった場合はどうなるのか、というのも気になるところですね。
例えば1月7日までに年賀状を出すことができなかった場合や、自分や相手が喪中であったために、年賀状を出せない状態だった場合です。 そんな時には、1月7日の松の内があけた後に、「寒中見舞いはがき」として出すことができます。
寒中見舞いはがきは、年賀状のように新年を祝う意味合いはなく、挨拶のはがきですので、喪中でも出すことが可能です。
そのため、あえて年賀状の期間をずらして寒中見舞いはがきを送るというケースもあります。
それから、例えばこちらからの年賀状を出していない相手から、松の内のぎりぎりに年賀状が届くというケースもあるかもしれません。 その場合、ぎりぎりにお返しの年賀状を書いても松の内の間に届く可能性は低いので、寒中見舞いはがきとして、松の内があけてから書いて送った方が無難でしょう。
状況に応じて、相手に失礼にならないように、よく考えながら贈る時期や内容を決めましょう。
年賀状の期間☆投函は何日まで？
できることなら三が日の間に届けてしまいたい年賀状、投函は何日までに行えば良いのでしょうか？
これについては、1月1日に届けたい場合は投函すべき日程が決まっています。
基本的に、12月15日〜12月25日までにポストに投函しておけば、1月1日に届けてもらうことができます。
ただし、離島などの場合は1月1日に届かない可能性がありますので注意しましょう。
離島にどうしても1月1日までに届けたいという場合には、郵便局に問い合わせをしておくと安心ですね。
この投函の期間については、早ければ早いほど良いというものではありません。
12月15日以前に投函してしまうと、通常郵便として配達されてしまう可能性もあるのです。
また、12月26日以降にポストに投函した年賀状に関しては、元旦までに届くとは限りません。
遅れてしまう可能性もありますので、元旦に届けたい場合には、25日までにしっかりポストに投函しておきましょう。
まとめ
年賀状の期間がいつまでか、投函の期間はいつからいつまでなのか・・・
知っているようで意外と知らないことが多いですよね。
こういったマナーもしっかり頭に叩き込んで、送る相手に失礼のないようにすることが、社会人としての第一歩とも言えるでしょう。
年賀状は1年の始まりの挨拶ですから、気持ち良くやりとりしたいものです。
そんな意味でも、やっぱりマナーを守ることは、とても大切ですね。
