花粉症の目薬☆妊婦や授乳中に使っても平気?赤ちゃんへの影響は?

花粉症になると、激しい目のかゆみやくしゃみ、鼻水といった辛い症状に悩まされますね。
そんな辛い症状を緩和するために使うのが薬ですが、この薬を思うように使えない人がいます。
例えば妊婦さんや授乳中の女性ですね。

なら、局所的に効果が期待できる目薬ならどうなのか、というのも気になるところです。
では、花粉症の目薬は妊婦さんや授乳中の方が使っても安全なものなのでしょうか?

スポンサーリンク

花粉症の目薬☆妊婦さんと授乳中の方の安全性

妊娠中や出産後、育児でバタバタしながら授乳をしている時期は、免疫力が低下しがちで、花粉症の症状も悪化しやすくなります。
そんな時に薬が一切使用できないというのは辛いものですよね。

例えば花粉症の対策として、服用することで症状を軽減できる内服薬があります。
ですが、こういったタイプは残念ながら、妊娠中や授乳中の服用は控えた方が良い、ということになります。

では花粉症の目薬は妊婦さんや授乳中の方に影響がないのか、気になるところですね。
実は目薬や点鼻薬のような局所的に働きかけるような薬は、妊娠中、授乳中に使用しても、大きな影響はないと考えられています。

ただし、あくまでも「内服薬に比べると安全」ということであり、絶対に問題がないということは言えないのが現実です。
特に妊娠初期の場合は、できるだけ目薬や点鼻薬の使用も控え、花粉対策用のメガネやマスクなどを用いて対策するのが理想的と言えるでしょう。

花粉症の目薬☆妊婦や授乳中の選び方

花粉症の目薬を妊婦や授乳中の女性が使用する場合には、選び方も大切なポイントとなります。
例えば市販の目薬で言うと、プラノプロフェンという成分が含まれたものが販売されています。

この成分には、出産を遅らせる副作用があると言われていますので、妊娠中の使用は禁止されています。
市販薬を購入する際には、この成分が無いかどうかよくチェックしてみましょう。

ただ、薬の知識が無い方が、市販薬で妊婦さん、授乳中の女性にも安全性の高いものを選ぶというのは簡単なことではありません。
薬剤師の方に相談してみるか、どうしても不安な場合は、眼科で医師に処方された目薬を使うようにしましょう。

それから、同時に花粉を家に入れない工夫をしたり、花粉メガネでの対策をするなど、目薬以外の対策方法を実践していくことも大切です。 花粉症の症状が悪化して不快なまま、ストレスを抱え続けるのも、妊婦さんや授乳中の女性にとって、決して良いことではありません。 担当の産婦人科医や助産師などともよく相談しながら、自分に合った対策方法を見つけてみてください。

花粉症の目薬☆妊婦の使用で胎児に影響は?

花粉症の目薬を妊婦さんが使用すると、胎児に悪影響がないかどうか、というのも気になるところですね。
これについても、100%大丈夫、ということが言えないのが現実です。

ただし、今のところ妊娠中の目薬の使用で、胎児に大きな悪影響があったという話はありませんので、基本的には大丈夫と考えても良いでしょう。 妊娠初期については胎児の大切な器官が出来上がる時期でもありますので、安定期に入るまでの時期は、目薬や点鼻薬も極力避けた方が安心と言えますね。 それでもどうしても、症状が辛い場合には、医師に相談してみましょう。

授乳中に関しては、赤ちゃんの体はできあがっているので、大きく影響するリスクはほぼありません。
ただ、過剰に使用するのは良くありませんので、用法・用量をきちんと守って点眼してください。

目薬はあくまでも局所的に作用するものであり、成分の量も微量ですし、すぐに体外に出てしまうため、赤ちゃんにまで悪影響を及ぼす恐れはほとんどありません。 服用する薬を使うのが難しい妊娠中には、目薬は心強い味方になってくれますね。

まとめ

花粉症の目薬は妊婦さんや授乳中の女性でも比較的、安心して使用できるものであると言えます。
赤ちゃんに影響しないように配慮しながら、医師や薬剤師にも相談しながら、目薬を選び、正しく使っていきましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする