皆さんは入谷朝顔まつりというのをご存じでしょうか？
これは東京都の朝顔市で開催されているお祭りです。
毎年7月6日〜7月8日の3日間開催しているもので、たくさんの人で賑わっています。
ではこの入谷朝顔まつりというのはどのようなお祭りなのか？
朝顔の正しい取り扱い方についてなどをご紹介していきたいと思います。
ぜひこのお祭りのことについて知って足を運んでみてください！
入谷朝顔まつりの歴史とは？
では入谷朝顔まつりが始まった歴史についてご紹介いたします。
入谷の朝顔が注目されてき始めたのは江戸時代末期の頃で、主に文化・文政の頃だとされています。
当時は御徒町の下級武士や、御徒目付との間で主に栽培されていました。
そして江戸幕府が崩壊した後は入谷の植木屋が徐々に造るようになっていきます。
その出来栄えが本当に見事で、明治時代になると往来止めをしていたり、木戸銭を払ったら見られるというほど有名なものとなっていきました。
では何故入谷の朝顔がここまで有名になったのかというと、それは入谷の土が朝顔に適していたということも大きな理由の一つとなっています。
また他にも当時流行していた変わり咲きだったというのもあります。
変わり咲きというのは、朝顔の花だけれども桔梗や牡丹の花のような咲き方をすることです。
二重になって咲いたり様々な色の花を咲かせたりしていたので、見ているだけでも楽しめるものばかりだったのです。
この変わり咲きをする朝顔は江戸時代の頃からも人気があったのです。
しかし時代が進むにつれて入谷の朝顔の世情が次第に危うくなってきました。
大正の時代になってからは様々な植木屋が廃業することになり、ついに最後の植木屋まで廃業してしまいました。
それから入谷から変わり咲きの朝顔は姿を消してしまったのです。
そして人々からこの変わり咲きの朝顔が忘れられていってしまい、今は円形のよく見かける朝顔が主流へとなっていきました。
そして昭和の戦後の頃に荒んだ世の中をもっと明るくしていこうということで、地元の有志と連盟の人が協力しあいながら江戸らしい夏の風物詩でもある朝顔市が復活して、入谷朝顔まつりとして楽しまれるようなったのです。
朝顔を綺麗に育てていくために大切なお手入れ方法
入谷朝顔まつりではたくさんの朝顔が販売されています。
記念に買って帰る人も多いものです。
やはりせっかくこういった場所へ行って買ったものだから、やっぱり綺麗に育てていきたいものですよね？
そこで朝顔の適切なお手入れ方法についてご紹介いたします。
まず朝顔は日照がとても大切でもあり、夜露に当てることも大事なものなのです。
また水やりをする時は1日に2回程度が理想的だといわれています。
さらに水をあげるタイミングとしては日中の葉が垂れ下がっている時に水やりをするのが理想的です。
その際に使用する水は汲み置きした水かお米のとぎ汁だとなお良いです！
また肥料に関しては、朝顔を買った時にも既に土に混ざってはいるのですが、腐葉土や水肥を使っても大丈夫です。
そして朝顔を長く楽しむためには9月がとても大事となります。
9月になると朝顔の花がしぼみ始めていきます。
この時にちゃんと摘み取っておき、種子をつけないようにすることが大事です。
そして来年のための種子は9月の中旬に咲いた花で取るようにすると良いです。
このように実は朝顔を長く楽しむためには色々なことに注意しなくてはなりません。
ぜひこれらのことを守って長期間朝顔を楽しんでみてください！
実際に入谷朝顔まつりへ行った人の口コミは？
では実際に入谷朝顔まつりへ行った人たちはどのような感想を持ったのでしょうか？
いつも綺麗な朝顔を咲かせていて楽しみながらお祭りに参加しています。
この入谷朝顔まつりは戦後から行われている伝統的なもので、模擬店などもたくさんあります。
今ではすっかり都内の風物詩の一つとなっていて大盛り上がりを見せています
このように入谷朝顔まつりは毎年の夏の風物詩として定着してきています。
年月が過ぎても愛されてきているものだというのも口コミを見てわかりますよね！
ただやはり日中は歩くと暑すぎたりするのでちょっと大変だなと思うこともありました。
なので暑さに弱いという場合は朝早くもしくは夕方に行くことをおススメします
やはり夏の時期の開催となると気温が高い可能性が大きいです。
日中に行くと暑すぎたりすることもあるので、暑さに弱い人は朝や夕方に行くのが良いと思います。
時間を確認して行きやすい時間に行くようにしていきましょう！
まとめ
このように入谷朝顔まつりは昔から愛されてきているものです。
朝顔が毎年綺麗に咲いていて見応えも抜群です！
ぜひ一度この入谷朝顔まつりへ足を運んで、素敵な朝顔を買って育ててみてはいかがでしょうか？
