金魚は初めて飼育した生き物だという人も多いのではないでしょうか。
初めて飼う時は、どうやって育てたらいいのだろうか。
金魚と言えば、金魚鉢!金魚鉢で育ててみたいと思っている人もいるでしょう。
今回は、金魚の飼育方法についてお話していきます。
淡い思い出・・・金魚鉢と金魚と酸素の関係。
金魚は、初めて飼育した生き物という人も多いでしょう。
私も、その一人です。
アレルギーがあったため、ペットはダメと言われていました。
たまたま、夏祭りで金魚すくいがあり・・・特別に1回だけ許可してもらい、家にすくった金魚を連れて帰りました。
当然、生き物を飼うのは初めて。
何か特別に設備やエサがあった訳ではありませんでした。
6匹もいた金魚ですが、1週間後にはすべての金魚が死んでしまいました。
家に金魚鉢がなかったため、調理用のボールに水道水をはっていました。
エサは鰹節を与えていた覚えがあります。
魚に魚を与えるなんて共食いですよね(汗)
何日か経つと、金魚がやたらと水面に上がってきて口をぱくぱくさせていました。
今思えば、水中の酸素不足だったのだろうと思います。
魚は水の中で生きていますが、あくまで水中に酸素が豊富だった場合です。
ボールに水をはっただけ、そして小さなボールにぎゅうぎゅう詰めだと金魚もストレスが溜まって弱ってしまいますよね。
金魚鉢で金魚を飼育してみたい!
大人になった今、金魚のことが忘れられず・・・再び飼育しています。
金魚を育てるために必要な環境をもちろん用意して。
最初は場所を取らない金魚鉢での飼育を考えていました。
しかし、金魚鉢は金魚にとっては最適な環境とは言い難いです。
そのため、水槽にエアーポンプや濾過装置を設置しています。
金魚鉢はあくまで観賞用。
環境が整っていれば、1週間程度は問題ありませんが、長期間の飼育には向いていないそうです。
金魚鉢のサイズによっては、エアーポンプや濾過装置を設置するのが難しい。
水流が強くなると、金魚が弱る原因になるためだそうです。
金魚は小さいけれど、必要な水の量がとても多いです。
もし、金魚鉢で飼育し・・・装置などを使わない場合は、金魚1cmにつき水1リットル。
その1.5倍の量の水が必要となります。
そして、水替えをこまめに行い・・・水草を入れておきましょう。
直射日光は避け、ガラス越しに日が入る場所に置きましょう。
水草が光合成をすることで、水中の酸素が発生します。
金魚に長生きしてほしい!金魚鉢で飼育し続けられる?
さて金魚鉢で飼育する場合、金魚の大きさも重要です。
ただ、金魚鉢に入ればOKという訳ではありません。
そして、一緒に何匹も飼育していいという訳でもありません。
もし、金魚鉢で飼育をしたい場合は1匹だけ。
大きく成長した場合は、金魚鉢ではなく水槽へ移して飼育しましょう。
狭い空間や飼育環境が悪いと、金魚が死んでしまいます。
一般的な金魚の寿命は、なんと10年。
小さかった金魚は、15cmから大きいものだと30cmになることもあります。
金魚が長生きするために欠かせないのが、水です。
少ない水量で飼育する場合は、エアーポンプや濾過装置が必須です。
たっぷりの水で飼育出来る場合は、装置は必要ありません。
しかし、水を常に循環させておく必要があります。
そうでないと、水が腐ってしまい・・・金魚が弱る原因になります。
水は3日1度変えると、金魚鉢でも金魚が快適に過ごせます。
バケツに水を汲み、金魚鉢が置いてある部屋に置いておきます。
すると、バケツの水と金魚鉢の水の温度が同じくらいになります。
そして、あらかじめ汲み置きしておくことで塩素が抜けます。
水は全部交換しましょう。そして、鉢をスポンジなどで軽く洗っておくといつも綺麗な状態を保てます。
水を交換し終わったら、またバケツに水を汲み置いておきましょう。
水を綺麗に保つためには、エサは少な目にしましょう。
そして、金魚が大きくなりすぎないようにするためです。
まとめ
金魚はデリケートな生き物です。
癒されますが、きちんと面倒を見なければなりません。
金魚の状態を確認しながら、金魚鉢で飼育してみてはいかがでしょう。