防災セットのいるものといらないものって?ムダを無くすなら?

自然災害などに備えるための防災セット。
ですが、これは何でもかんでも入れておけば良いというものではありません。

まずいるものといらないものをしっかり見極めて、本当に必要なものだけを厳選していくことが重要なのです。
では、ムダのない防災セットを作る際に、いるものといらないものはどのようなものなのか、紹介していきます。

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防災セットのいるもの

まずは防災セットの基本的な「いるもの」について考えてみましょう。

・水
・非常食
・軍手
・スリッパ
・タオル

これらはいざという時、非常に役立つアイテムですね。
軍手やスリッパは、大変な状況の中で怪我をしないために役立ちます。

タオルは汚れを拭き取るだけではなく、包帯代わりになったりと、様々な使い方ができます。
重量も軽いので、入れておくと便利でしょう。

それから、懐中電灯もできれば用意しておきたいですね。
震災が来るのは昼間とは限りません。
夜に来た場合にも、素早く非難できるように、足元を照らす懐中電灯は重要です。

ですが、いざ地震が来た時に素早く取り出せないと意味がない場合もあるので、リュックに入れておくというよりは、寝ている間に枕元に置いて、すぐに手に取れるようにしておく方が良いでしょう。

それから、携帯の充電器を持っておくことも大切です。
家族などと連絡を取り合うことも必要になってきますが、充電が切れてしまい、心配させてしまうこともありますよね。
また、携帯は震災時、貴重は情報源にもなりますので、しっかり持っていきましょう。

女性の場合は生理用品、赤ちゃんの場合は紙おむつやミルクといった、状況に応じた持ち物も忘れないように用意したいですね。

防災セットのいらないもの

防災セットはいらないものもありますので、中身を厳選していくことが大切です。

例えば、紙皿や紙コップなどは、あれば便利ですが、無くてもどうにかなるアイテムです。
非常食も飲み物も、できればそのまま食べられる、飲めるものを選ぶようにすると良いでしょう。

それから歯ブラシなども、震災時の水不足の中では歯磨きや洗顔の余裕はないので、特に必要ありません。
さらに、水に関しても大量に用意するのは得策ではないのです。
水は重さがあるため、大量に入れてしまうと、防災セットを持ち運ぶのが大変になってしまいます。

水に関しては、ミネラルウォーターは1〜2本程度にして、あとは自然の水をろ過して飲める便利な震災グッズを使用してみると良いでしょう。 これなら場所をとらないので、持ち運びがしやすくなります。

ティッシュも、あった方が便利ではあるのですが、箱のティッシュはかさばってしまいます。
ポケットティッシュを2〜3個、程度の用意にしておくと良いでしょう。

防災セット「いるもの」「いらないもの」の厳選が大事


防災セットはいるものといらないものを厳選しておくことが重要です。
なぜなら、防災セットは震災の大変な状況の中で持ち運ぶするものなので、無駄な重さがあるのは良くないからです。

避難所までの経路をイメージしてみてください。
普段なら車ですぐという場所でも、震災時には車が使用できず、そこまで徒歩で行くことになるケースもあります。
徒歩では予想以上に時間と体力が必要になることもありますので、できるだけ荷物の量は最低限に抑えた方が良いのです。

特に水のような重さがあるものに関しては、重くなりすぎない量をよく考えながら用意しておくことが大切ですね。
防災セットにおいて「ムダを省く」ということが、いかに大切なのか、そういう視点で考えるとよく分かります。

まずは3日間、生き延びられる内容ということを考えて、必要なものだけを防災セットとして用意しておきましょう。

まとめ

防災セットはいるものといらないものがありますので、ご自身で用意する際にはよく選んで買わないと、お金の無駄にも、いざという時の邪魔にもなります。 いるものといらないものは、ご自身の状況によって変わってきますので、よく考えながら選んでいきましょう。

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