パソコンや携帯電話が普及してきた時代となり、ブルーライトというのは私たちにとっても身近な存在となってきました。
普段ブルーライトを気にしながら生活をしている人も少ないのではないかとも言われています。
しかしこのブルーライトというのは私たちの体に様々な影響を与えているのです。
そこで今回はブルーライトが私たちに与える影響についてご紹介していきたいと思います。
併せてその対処方法もお伝えしていきます。
少しでもブルーライトのことを知ってしっかりと対策をしていきましょう!
ブルーライトが私たちに与える影響とは?
ではブルーライトというのは私たちにどのような影響を与えるのでしょうか?
まずは眼精疲労があります。
もともとブルーライトというのは紫外線に近いエネルギーを持っているとされています。
そしてそのブルーライトは角膜にまで光を発しているのです。
では人の肌を日焼けさせてしまうくらいの強いエネルギーを持っているブルーライトに角膜が長時間浴び続けてしまったらどうなってしまうでしょうか?
やはり角膜に様々な異変が生じるようになり、結果として眼精疲労や頭痛の原因となってしまうのです。
そして最悪の場合では「加齢黄斑変性」という病気になる恐れもあるのです。
この病気は進み続けてしまうと最悪失明してしまうこともあるのです。
他にも私たちに影響があるとすれば不眠症です。
ブルーライトによって脳が混乱状態に陥ってしまって、結果として不眠に繋がってしまうということもあるのです。
日々私たちの身近な存在でもあるこのブルーライトですが、浴び続けてしまうと私たちの体に様々な症状を引き起こしてしまうのです。
特に睡眠まで妨害されてしまうとなると、免疫力が下がってしまったりして他の疾患を引き起こしてしまう可能性もあります。
ではブルーライトが与える睡眠の妨害についてもう少し詳しく説明していきたいと思います。
ブルーライトが与える睡眠への影響とは?
ではブルーライトが与える睡眠への影響についてご紹介します。
よく寝る前にスマホをいじっているという人がいます。
確かに眠くなるまで手持無沙汰だからついついスマホをいじりたくなる気持ちもわかります。
しかしこのスマホが私たちの睡眠を妨害しているのです。
スマホの画面を光らせるために使っているのはLEDライトです。
そしてそのLEDライトこそがブルーライトと言われているものなのです。
ブルーライトというのはその名前の通りで青色の光で波長が短いものです。
そしてこの光の特徴と似ているのが朝日です。
まず朝起きたら朝日を浴びて脳を起こしましょうというのを聞いたことがあると思いますが、その朝日と同じ光をスマホのライトによって浴びることになってしまうのです。
そうなってくると脳はどうなってくるでしょうか?
あっという間に脳が目覚めるスイッチを入れてしまうのです。
なので眠くならずにむしろ目がどんどん冴えてきてしまうのです。
さらに波長の短い光は非常に散乱しがちなので目の疲れも酷くなってきてしまうのです。
そしてスマホを使っているとわかると思いますが、細かい字を見続けたりすることも多いと思います。
なので目の筋肉も徐々に疲れてきてしまうのです。
しかし脳は眠くないという信号を発してしまっているので、眠いのに眠れないというような状況になってしまうのです。
そうなってくると不眠症の症状に陥ってしまい、普段から眠れなくなってきてしまいます。
なのでブルーライトは寝る前に浴びないようにすることが大事なのです。
ブルーライトの対策はどうすれば良い?
ブルーライトは私たちの体に様々な影響を与えるとお伝えしてきましたが、やはり今の世の中でブルーライトを避けながら生活をするというのは難しいです。
スマホやパソコンはもちろんのことですが、テレビからもブルーライトは出ているので、どうしてもブルーライトは目に入ってきてしまうのです。
ではその対策はどのようにしていけば良いのでしょうか?
まず就寝する前の2〜3時間はパソコンやスマホやテレビを見ないようにしましょう。
そうすることで脳が徐々に睡眠モードへと変わっていくので、そのまま眠りにつくことができるはずです。
また深夜の照明は白熱灯や蛍光灯を利用しましょう。
それがない場合はブルーライトが抑えられているLED照明を使うのも良いです。
寝ている時にもブルーライトを浴びているとどうしても眠れなくなってしまいます。
照明もぜひ注意してみてください。
それでもどうしても仕事でパソコン等を使用しなくてはならないという場合は、ブルーライトをカットしてくれるメガネを使用しましょう。
最近では度が入っているものもありますが、度がないメガネもあるので誰でも使用することが可能です。
これらの対策をするのとしないとでは目への負担は大分違ってきます。
ぜひできるところからしっかりと対策をしていくようにしましょう!
まとめ
このようにブルーライトはどうしても避けられないものとなっていますが、対策方法もしっかりあります。
皆がブルーライトを浴びているから自分も大丈夫だろうと思わずに、今からしっかりと対策をとって、目に優しい生活を心がけていくようにしましょう!