オイルのヒーター☆電気代はどのくらい?実は省エネって本当?

厳しい寒さの日を乗り切るためには、やっぱり暖房器具が欠かせませんよね!
そんな煖房器具、近年では色々な種類のものが登場しており、悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか?
例えばオイルのヒーターなんかも人気がありますね。

そこで気になるポイントの1つが、電気代です。
オイルのヒーターは電気代がどの程度かかるものなのでしょうか?
実は省エネ、という噂もありますが、これは本当なのでしょうか?

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オイルのヒーター☆電気代はどのくらい?

オイルのヒーターの電気代がどのくらいなのか、というのは、どこのメーカーのどのオイルヒーターを使用するかで変わってきます。 平均的には、1000Wのものを使用した場合、1時間程度で約20円の電気代を消費すると言われています。

つまり1日10時間つけっぱなしにすれば、1日あたり200円。
これが30日なら6,000円。
1ヶ月の電気代は、約6,000円前後になるというわけですね。

もちろん部屋の広さなど使用条件によっても変わってきますので、これは一概には言えません。
例えば人気機種のデロンギオイルヒーターを使用した場合、6畳の寝室なら使用電力は1200Wで、設定温度16度とすると、1時間あたりの電気代は14円程度になります。

このように条件次第で変わってはくるものの、「思っていたほど電気代が高くない」という感想を抱く方も多いのではないでしょうか? 意外と省エネ、という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

オイルのヒーターは省エネ?

では、オイルのヒーターが省エネというのは事実なのでしょうか?
それを知るためには、他の暖房器具の電気代を知る必要がありますよね。

最も一般的に使用されている暖房器具と言えば、エアコンです。
エアコンというと、ものすごく電気代が必要な印象があるかもしれません。
ですが、近年ではエアコンも大変進化しており、驚くほど高性能で、しかも徹底的に省エネにも配慮されています。

そういったエアコンを使用した場合、6畳で440Wのものを使用したとすれば、1ヶ月あたりの電気代は約2,736円と言われています。 広い空間を温めることができ、しかも空気を汚さず、電気代も安く、最も効率的な暖房器具であると言えるのですね。
オイルのヒーターは、そんな高性能なエアコンと比較すると、大変電気代が高いという印象になってしまいます。

では、他の暖房器具はどうでしょうか?
例えば電気ストーブ。
足元などの冷えを素早く温めたい時に重宝しますよね。
こちらについては、1ヶ月あたりの電気代が約6,216円となっています。
つまり、電気ストーブはその前にいなければ体が温まらないのに、オイルヒーターと同じくらい、あるいはそれ以上の電気代が必要になって効率が悪いというわけです。

こういった比較をしてみると、オイルのヒーターは省エネ家電、とは言い切りにくいものの、多くの方が想像しているほど「ものすごく電気代がかかってしまう家電」というわけでもないことが分かります。

オイルのヒーター☆電気代がかかる理由

オイルのヒーターは電気代が思っていたほどかからない、という印象を持った方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、エアコンなどと比べると「やっぱり高いじゃないか!」と感じた方もいらっしゃるでしょう。

では、そんなオイルのヒーター、なぜ電気代がかかるのでしょうか?

まず、オイルのヒーターの仕組みですが、これは電気により中に入っているオイルを温めます。
そして温まったオイルをパネルに回すことでパネルを温めます。
そうして温まったパネルから、輻射熱という熱が放出されることで、部屋全体が温かくなるというわけです。

自然対流による暖房ですので、部屋を暖めるまで、どうしても時間がかかってしまうというデメリットがあります。
また、エネルギー効率も悪いので、電気代も高めになってしまうのですね。

エアコンのように、比較的短時間で部屋全体を温めることができる家電に比べると、やや使いにくさを感じてしまうでしょう。
ですが、そんなオイルヒーターでも、使い方の工夫でより節約することは可能です。

省エネ機能と言われる機能が搭載されたものを選べば、ヒーターを自動でオン・オフにすることができるので、消費電力をカットすることができます。 こういった機能を上手に利用したり、他の暖房器具を併用するなどして、上手に活かしてみましょう。

まとめ

オイルのヒーターの電気代は、エアコンよりは高いですが、電気ストーブとは同程度か、あるいは安くすむ場合もあります。
電気代よりも、「どういったシーンでどんな風に使用するのか」ということが大切です。
目的に合った暖房器具を選んで、効率良く快適な空間づくりをしていきましょう。

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