山芋の栄養は?保存方法で長持ちする方法は?どのくらい日持ちする?

秋冬には芋類が美味しい季節となりますが、中でも健康効果などで注目の芋と言えば、山芋ですよね。
では、この山芋には一体、どんな栄養が含まれているのでしょうか?
また、豊富な栄養をそのままに長持ちさせる保存方法についても知っておきたいですよね。

そこで、そんな山芋の栄養や保存方法、どのくらい持つのかなど、気になるポイントをまとめてみました。

スポンサーリンク

山芋の栄養は?

まずは気になる山芋の栄養についてです。

山芋は、水分や炭水化物が中心となっていますが、他にもビタミンC、ビタミンB1、ムチン、サポニン、ジアスターゼ、コリン、ジオスコラン、カリウムといった栄養素もたっぷりと含んでいます。

ビタミン類はそれほど多くはないものの、特徴的な栄養素が多いことが大きな魅力ですね。

特に、あの粘りをもたらす成分であるムチンは、タンパク質の消化・吸収を促進したり、免疫力をアップさせるはたらきもあります。 しかもムチンは水溶性食物繊維で、保水力があり、目や鼻などの粘膜を守るのにも役立ってくれるのです。

また、山芋に含まれるジアスターゼは糖質を加水分解するサポートをして、栄養の吸収を促します。
その結果、代謝がアップし、血行も良くなるのです。

このように、山芋に含まれる栄養は美容面でも健康面でも、高い効果が期待できるものであると言えます。

山芋の保存方法は?

栄養満点の山芋、保存はどのようにすれば良いのでしょうか?
せっかくですから、含まれる栄養素をそのまま活かして摂取していきたいですよね。

そんな山芋の保存方法としては、まずはそのまま丸ごと保存、という方法が挙げられます。
丸ごとの山芋を新聞紙にくるみ、そのまま冷暗所で保存するという方法です。

山芋は意外と日持ちする野菜で、このように新聞紙に包んで置いておくだけで、約1ヶ月もの保存ができてしまうのです。
「長いから冷蔵庫に入らない!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には常温保存OKなのも嬉しいポイントです。
カットしていない丸ごとなら、風通しの良い冷暗所でそのまま保存しておきましょう。

ただし、カットした場合は、保存方法も変わってきます。
まずラップを使って空気に触れないようにしっかり包み、これを冷蔵庫の野菜室で保存します。
野菜保存用の袋を用いると、さらに長持ちさせやすくなりますね。

日持ちの目安としては、1週間程度となります。
できるだけ早く食べるのが、美味しく、栄養も損なわないためのコツです。

山芋の保存☆冷凍は?

山芋を大量にもらって、常温でも冷蔵庫でも保存しきれないということもありますよね。
そんな時には、冷凍保存という裏技があります。
山芋の保存の方法で冷凍による方法は、下ごしらえはやや面倒ではありますが、使う時は大変便利なのでオススメです。

大量にいただいたら、そのうちの1本くらいは冷凍にしてみるのもアリしょう。

ただし、山芋の冷凍方法は、山芋丸ごとを凍らせるというものではありません。
まずはすりおろす、という下ごしらえが必要になります。
すり下ろした山芋を、冷凍保存用の袋に入れて、薄く伸ばしながら中の空気を抜いていきます。

この状態で平らにして、金属のトレイの上に乗せ、休息に冷凍させます。
このままの冷凍状態で、約1ヶ月の保存が可能です。

こうしてすりおろした状態で冷凍しておけば、流水に当てることで簡単に解凍し、調理することができます。
お好み焼きに加えたい時などにも大変便利ですね。

急ぎの時はレンジで解凍することも可能ですが、栄養を損なわないためには、できるだけ加熱しないのがオススメです。
流水で自然解凍できるよう、時間に余裕を持って調理に用いてみてください。

まとめ

山芋の栄養は健康をサポートしたり、美容面でも役立ってくれる魅力的なものばかりですね。
そんな山芋は保存がきくというのも嬉しいポイントです。
上手に保存しながら、美味しくて健康にも良い山芋を毎日の食卓に活かしてみましょう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする