入園や入学の際には、色々なものに名前を付ける必要がありますね。
特にバッグや洋服などの布地のアイテムに名前を付ける際、重宝するのがアイロンで付けるタイプの名前シールです。
ただ、このタイプの名前シールはすぐにはがれてしまうというデメリットがあります。
では、名前シールのアイロンの付け方には、どんなコツがあるのでしょうか?
はがれにくい方法をチェックしてみましょう。
名前シールのアイロンの付け方☆基本
まず名前シールのアイロンの付け方で、基本となる方法を紹介します。
名前シールを付ける時には、アイロンの温度は中〜高温にします。
よくシワを伸ばす時に用いる「スチーム」は必要ありません。
名前シールを付けたい場所に置いたら、この上に当て布をします。
当て布はハンカチなどの薄いものでOKです。
次に、この当て布の上に、アイロンを乗せて20〜40秒程度、しっかり押さえます。
「長時間当てた方が剥がれにくいのではないか」と思われがちですが、そんなことはありません。
長くアイロンを当て続けてしまうと、接着のためののりがはみ出す原因になりますし、生地にも良くありません。
20〜40秒程度の範囲内でアイロンを当てるように心掛けてください。
それから、アイロンは押し当てるのがコツです。
シワを伸ばす時なら滑らせるようにして使用しますが、この方法は名前シールの付け方としては適していません。
しっかり押し付けるようにして接着させましょう。
さらに、アイロンが終わったらズレずに接着糊が固まるように、そのまましばらく冷ますことも大切です。
温かいままで動かしてしまうと、せっかくくっついた名前シールがズレたりはがれやすくなる恐れがあるので注意しましょう。
名前シール☆アイロンではがれにくい切り方
便利な名前シールをアイロンではがれにくい方法で付けたいのなら、切ってみるのが1つの方法です。
大半の名前シールは長方形をしていますよね。
つまり4つの角があるわけです。
実は、この角の部分からはがれてきてしまうというのはよくある話なのです。
はがれにくい付け方をしたいのなら、角を無くしてしまいましょう。
丸くカットしておくことで、はがれにくくなります。
なぜ角の部分がはがれやすいのかと言うと、この部分は生地がよれやすく、隙間になりやすいからです。
これを落としたり、丸くカットするだけでも、かなり名前シールの持ちが違ってきます。
裁縫が苦手で縫い付けるのは無理、という方でも、丸く切り落とすだけの方法なら実践しやすいですね。
切り落とすのが面倒なら、最初から丸い形の名前シールを選んでみても良いでしょう。
名前シール☆アイロンの付け方で最強は縫い付け
名前シールはアイロンの付け方ではがれにくいように工夫する方法はありますが、完璧とは言えません。
特に制服など、よく洗濯するものに関しては、どうしてもはがれてきてしまいやすいですね。
そんな名前シール、アイロンの付け方で満足できない場合に、最強なのは、やはり「縫い付け」です。
縫い付けてしまえば、アイロンのようにはがれてくる心配はなくなります。
理想的なのは、名前シールの周囲をぐるりと縫い付けてしまう方法です。
ですが、これは面倒ですし、裁縫が苦手な方にとっては大変な負担に感じられてしまいますよね。
そんな時には、四隅だけを縫い付けるという方法もあります。
これだけでも、はがれにくさがアップしますので、このひと手間をかけてみてください。
裁縫が得意という方なら、四隅だけでなく周囲全体を可愛い色の糸で縫い付けて、オシャレなステッチのようにして楽しんでみるのも素敵ですね。 白い名前シールにピンク色のステッチ、という風におしゃれに仕上げれば、入園・入学の準備の楽しみも広がります。
まとめ
名前シールのアイロンの付け方ではがれにくい方法は、基本に忠実になること、角を落とすことです。
さらに、しっかりと縫い付けてしまうことで、名前シールのはがれで面倒な思いをすることは無くなるでしょう。
後からはがれてしまうのは、けっこう面倒で困りものです。
これを防ぐためにも、最初からはがれにくい工夫をしておきましょう。