袴の着付けはいくらかかる?いるものは?自分で簡単にする方法は?

大学の卒業式などでは、多くの女性は袴姿で出席しますよね。
もちろんスーツなどでも構わない場合が大半ですが、袴なんかそんなに着る機会もありませんので、せっかくだからこの機会に楽しみたいという方が多いでしょう。

ですが、そこで気になってくるのが、袴の着付けにいくらかかるのか、といった現実的な問題ですよね。
いるものはどういったものなのか、ということも初めてで分からず、不安になることもあるでしょう。
節約のために自分で着付けしたいけれど、簡単にできるのかどうかと心配な方もいらっしゃいますよね。

そこで、そんな袴の着付けについて色々と調べてみました。

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袴の着付け☆いくらかかる?

まずは袴の着付けにいくらかかるのか、ということを知っておきましょう。

袴の着付けをしてくれる場所としては、美容院や着物屋さんなどが挙げられます。
美容院なら、ヘアスタイルのセットも同時にしてもらえるので、便利ですね。

基本的には美容院での着付けの場合は、袴の着付けの相場は10,000円程度と言われています。
これはヘアセットと一緒になったプランである場合が多いです。
どこのお店を利用するのかによっても変わってきますので、事前に色々なお店に問い合わせて、比較検討すると良いでしょう。

着物屋さんでも価格の設定は様々ですが、例えば成人式用に購入した着物なら、何度でも無料で着せてくれるといったサービスを展開しているようなお店もあります。 そういったところなら、袴のレンタル料だけで着付けもしてもらえるなど、激安や無料で利用できる可能性もあるので、チェックしておくと良いですね。

また、袴の着付けは卒業式に間に合わせるために、かなり早い時間帯に利用することが大半ですよね。
すると、早朝料金などが必要になるケースもありますので、その点もよく確認しておきましょう。

袴の着付けにいるものは?

和装は洋装とは違い、あれこれ用意するものがあって大変ですよね。
袴の着付けにいるものもいくつかありますので、きちんと準備して、当日に慌てないようにしておきたいですね。

まず、着物、袴下帯、袴といったものが基本的な必須アイテムです。
それから半襟や長じゅばん、衿芯、肌着、裾除けといった着物の際に必要なものも、この機会にも必須アイテムとして用意しておきます。

あとは伊達締めや腰ひも、それから足元の足袋や草履、巾着といったアイテムですね。
もし寒さが気になる日なら、スタッキングという和装専用のストッキングを着用したり、編み上げブーツなどで足元を温めておきましょう。

また、忘れてはならないのが髪飾りなどの、華やかに仕上げるためのアイテムです。
着物の色味や雰囲気に合ったものを準備しておきましょう。

重ね衿や伊達衿なども用意しておくと、華やかで、卒業式のシーンにぴったりな袴スタイルを演出できますね!
いるものが色々あり過ぎて難しく感じられますが、レンタルすれば必需品は揃えてくれるので、気軽です。
1つ1つ用意するのが大変という方は、気軽なレンタルを用意しましょう。

袴の着付けは簡単?

袴の着付けが簡単にできるなら、10,000円もお金をかけずに、できることなら自分でしてしまいたいという方も多いでしょう。 では、袴の着付けを自分で行うことは可能なのでしょうか?
実は、これが意外と簡単にできてしまうのです。

まずは着物を、帯を締める前の段階まで着付けします。
この時、丈を短めにしておくのがコツです。
袴の下から見えないように、かなり短めに気付けましょう。

それから帯ですが、半巾帯を一文字に巻いていきます。
体に人巻きしてからぎゅっと締め、さらに二巻きしてたれを斜めに折りあげ、「て」が上、「たれ」が下になるように結びます。
この結び目を中心にもどしたら羽の大きさを決めるようにたれを広げてから、たたみ、手をくぐらせて帯の中にしまい込みます。

こうして帯を巻いたら、袴をはいて、前のベルト部分は帯が少々出るくらいのところに持ってきてピンチで留めます。
さらに前紐を後ろに回して一文字帯のところで交差させ、リボンの下から前に戻しておきます。

この日もを着物の前に持ってきて、合わせと逆に交差させ、もう1度後ろに戻ってから、帯のリボンの下で蝶々結びにします。

次は後ろ紐です。
後ろの紐部分をリボンの上にきちんと乗せて、前に紐をゆるめないように持ってきて、着物の向きと同様に交差したら、重ねた紐を前紐に下から通します。 この状態で蝶々結びして、形を整えて、片方の紐をリボンにくぐらせてから返せば完成です。

文字で説明すると難しそうですが、画像などを見れば分かりやすいので、気軽に自分での着付けにチャレンジしてみましょう!

まとめ

袴の着付けにいくらかかるのか、調べてみて、予想以上に高額、あるいはイメージよりも安いなど色々な感想を抱かれたことでしょう。 確かにヘアセットと一緒になって10,000円程度というのは安く感じられますが、1日だけのことと考えると高くも感じられます。

できるだけコストをかけたくないなら、自分で袴の着付けをする練習をして、当日には簡単に着られるようになっておくと良いですね。

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