膀胱炎とは大腸にある細菌が膀胱の中に入って炎症を起こす感染症です。
主に10代後半から20〜30代の若い女性に多く発症する病気です。
女性に多い理由としては、女性は尿道口が汚染されやすい場所にあるのと同時に尿道が男性と比べると短いため、細菌が膀胱に入りやすいからだとされています。
なので今でも膀胱炎に悩んでいる女性というのは結構多いものです。
そこで膀胱炎とはそもそもどんな病気なのか？どんな治療をしていくのか等をご紹介していくのと同時におススメの飲み物もお伝えしていきます。
もし膀胱炎のような症状を感じているのであれば、早めに病院へ行くようにしてくださいね！
膀胱炎というのはどのような病気なのか？
膀胱炎になってしまう原因というのは先程もあったように膀胱に細菌が入って炎症を起こすことでなってしまう病気です。
こうなってしまう原因としては疲労やストレス、睡眠不足などの生活習慣の乱れによって体の免疫力が低下した状態になってしまうと感染しやすくなってしまいます。 またこの病気の辛い所は、一度発症してしまうと一度治してもまた再発しやすくなってしまうというものです。
なので根気強く治療を続けていかなくてはなりません。
膀胱炎の主な症状としては、以下の通りです。
●排尿後にツンッとした痛みを感じる
●尿の色が白っぽくなったり臭いがきつくなる
●何度もトイレに行きたくなる
●用を済ませても残尿感が残ってしまう
●気が付いたら尿に血が混じっている
というような症状があると膀胱炎の可能性があります。
ぜひこの症状に心当たりがある方は一度病院へ行くようにしましょう。
膀胱炎というのはよく聞く病気ですが、放っておくとますます悪化していき、腎盂腎炎に発展する恐れもあります。
膀胱炎の治療方法とはどんなもの？
では膀胱炎になってしまったらどんな治療方法を行っていくのでしょうか？
これは膀胱炎の種類や程度によっても色々と異なってきます。
比較的軽度の膀胱炎の場合は自然治癒で治療していくことが多いです。
とにかく排尿を促して膀胱内にある細菌を排出させていきます。
なのでたくさん水分を取りながら自然治癒を目指していきます。
しかし中には排尿時に痛みを感じるため、水分をとるのも嫌だと思っている人も多いです。
しかしそこは我慢してとにかく排出していき、生活リズムを整えて免疫力を高めていきます。
免疫力を高めておけば再発を防ぐこともできるので効果的です。
また急性膀胱炎や一部だけ慢性膀胱炎になってしまっている場合は、抗生物質や抗菌剤を投与していきます。
急性膀胱炎の場合は大腸菌に有効とされている成分が入った内服薬を処方され、4〜5日を飲み続けていくことで1週間で治療することができます。 また慢性膀胱炎の場合はこれよりも長引いていきます。
また内服薬を飲んでも改善しないことがあり、その原因としては基礎疾患の方にある可能性があるので、そちらの治療も考えていく必要があります。
このように膀胱炎の状態によって治療方法も異なっていきます。
症状が悪化していかなければ治療も大変なものではありません。
なので怖がらずに異変を感じたら病院へ行って診察を受けておきましょう。
膀胱炎を予防するのにおススメの飲み物とは？
でもやっぱり膀胱炎になるのだけは嫌ですよね？
その膀胱炎を予防する方法は様々なものがありますが、中でもよく紹介されているのがクランベリーです。
クランベリーというのは北米やヨーロッパの寒い地域にある植物で、たくさんの栄養が含まれているという特徴があります。
しかしそのまま食べるとかなりの酸味が強いので、地元ではジュースにして市場に出ているのです。
実はこのクランベリーにはキナ酸という成分が含まれています。
これは体内に入ると馬尿酸というものに変化します。
この酸が何と膀胱炎や尿路感染症を予防してくれる効果があるのです。
これからわかるように膀胱炎を予防するのに大事な成分というのはキナ酸です。
最近ではキナ酸をもっと多く含んだジュースも色々な所で販売されています。
それらのジュースには免疫力を高める成分も一緒に入っていることがあるので、他の病気を予防してくれる効果も期待されています。
今もインターネットで調べると様々なジュースがヒットします。
キナ酸だけではなく体に良い成分がたくさん含まれているものもあるので、ぜひ一度チェックしてみてください！
まとめ
膀胱炎は予防することもできますし、早めに病院へ行けば治すことのできる病気でもあります。
今も多くの人が膀胱炎で悩んでいることと思います。
しかし放っておかずにしっかりと病院へ通い、症状を悪化させていかないようにすることが一番大事なのです。
少しでも異変を感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう！
