炒り大豆と言えば、日本人に親しみのある食品、大豆を炒ったシンプルな食べ物です。
普段はあまり意識して食べることはないかもしれませんが、節分になると意識する人も増えますよね。
ところで、そんな炒り大豆、カロリーやダイエットの効果はどうなのでしょうか?
大豆なので女性に嬉しい食品という印象がありますが、実際のところはどうなのか、気になりますね。
また、もし食べ過ぎた場合はどうなってしまうのか、というのも気になるところです。
そこで、そんな炒り大豆とカロリーについての気になる情報をピックアップしていきます。
炒り大豆のカロリーは?
炒り大豆は低カロリーでヘルシーな食品という印象がありますね。
では、炒り大豆のカロリーはどの程度でしょうか?
実は、炒った大豆のカロリーは100gあたり437kcal程度で、決して低くはないのです。
そのため、過剰に摂取すれば太る原因になってしまうので注意が必要です。
ただ、大豆は噛み応えがありますので、少量でも満足感が得られやすく、カロリーの過剰摂取になるということはそこまで心配する必要はありません。 よく噛みながら、満腹感をしっかり実感すると良いでしょう。
どんなダイエット方法でもそうですが、何かを食べれば痩せるとか、何か1つの食品だけを食べ続ければ良いといったことはありません。 きちんとバランスよく食事を食べながら、小腹が空いた時のサポートという感覚で取り入れてみると良いでしょう。
炒り大豆をダイエットに活かす方法
炒り大豆はカロリーは低くありませんが、上手に活かせばダイエットに活用することもできます。
大豆には、豊富な食物繊維が含まれており、これが体内をスッキリお掃除する働きをしてくれます。
その結果、代謝がアップして太りにくく痩せやすい体になれるというわけです。
また、炒り大豆にはタンパク質やビタミンB群が豊富に含まれ、これらは代謝を高めるのに役立ちます。
さらに、大豆イソフラボンにも糖質・脂質をエネルギーに変換する作用があるため、ダイエットに効果を発揮してくれるのです。
それから、大豆にはサポニンという成分が含まれ、これが腸で吸収したブドウ糖を脂肪にしてしまわないように働きかけてくれます。 その結果、肥満を予防するのにも役立てることができるというわけです。
カロリーが高いので大量に食べれば太りますが、適度に上手に取り入れていけば、炒り大豆はダイエットの心強い味方です。
例えば間食の際に、「甘いものを食べずに小腹を満たしたい」という時には、少量で満足感を得られやすい炒り大豆をよく噛んで食べてみると良いですね。 チョコやクッキーを食べるよりも太りにくく、安心して食べられますし、間食を我慢し過ぎないことでダイエットの大敵であるストレスからも解放されます。
炒り大豆の食べ過ぎによる影響は?
炒り大豆はダイエットにも向いている食品ではありますが、カロリーが高いため、まず食べ過ぎると太ります。
また、炒り大豆の食べ過ぎは、イソフラボンの過剰摂取になる恐れがあることも忘れてはなりません。
イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同じ作用を持つものなので、過剰になるとホルモンバランスを乱す恐れもあるのです。 特に婦人科系の病気を患っている方は病状が悪化する恐れがありますので、要注意です。
それから、大豆はアレルギーを起こしやすいものであることも忘れてはなりません。
元々、大豆にアレルギーを持っている方ではなくても、過剰摂取によりアレルギーを起こしてしまうこともあるので気を付けましょう。
大豆の1日あたりの摂取量は100gまでとされています。
この量を超えないように、炒り大豆をうまく取り入れて、ダイエットや美容のために活かしてみましょう。
まとめ
節分に歳の数だけ食べる炒り大豆はカロリーが高めですが、ダイエットにも活用できる美味しい健康食。
食べ過ぎにはならないように、よく考えながら、ダイエットのサポートとして取り入れていきたいですね。
節分以外にも、間食として食べることで、キレイ痩せを目指してみましょう!