麻ジャケットのお手入れ☆洗濯やアイロンで注意すべき点は?

麻ジャケットは春夏でも羽織ると素敵なコーデに仕上げてくれる、嬉しいアイテムの1つです。
ですが、麻ジャケットはお手入れ、洗濯やアイロンの方法が難しい印象が強いですよね。

ヘタに洗ったりすると、色あせなどが起こってしまい、見た目が悪くなってしまうことも・・・
そこで、そんな麻ジャケットを上手にお手入れする方法を紹介していきます。

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麻ジャケットのお手入れ☆洗濯のコツ

麻ジャケットのお手入れで洗濯の基本として、まず重要なのは洗濯機は極力、使用しないことです。
手洗いで丁寧に洗うことで、型崩れや色あせなどを抑えることができます。

麻という素材は、摩擦に弱く、毛羽立ちやシワが起こりやすいという特徴を持っています。
そのため、洗濯機で回してしまうと強い摩擦を受け、どうしても傷んでしまいやすいのです。

麻ジャケットというと、特に男性が身に着けることが多いですね。
そんな男性の場合は、皮脂汚れなどが襟元に付いたりしやすい傾向もあります。
そのため、こういった部分を前処理できれいにしておくことも1つのコツです。

台所用洗剤を使用して、襟などの部分に染み込ませ、丁寧に押すようにしていきましょう。
この時、つい部分汚れを落とそうとゴシゴシこすってしまいがちですが、摩擦に弱い麻には、このような方法は厳禁です。

こうしてきちんと前処理をしてから、手洗いで丁寧に洗濯していきます。

麻ジャケットのお手入れ☆洗濯方法

麻ジャケットのお手入れ、洗濯方法の具体的な内容ですが、まず使う洗剤はオシャレ着用洗剤が良いでしょう。
繊維に負担をかけにくい洗剤なので、デリケートな麻を手洗いするのにピッタリです。

バケツに張った水に、麻ジャケットを入れて、摩擦しないように注意しながら優しく押し洗いしていきます。
洗った後は水を交換し、2回程度すすぎを行います。

このような手洗いの行程の後で、意外と重要性が高いのが脱水の方法です。
脱水は最も摩擦したり、シワを作ってしまうリスクの高いものなので、慎重に行わなければなりません。

洗濯機の脱水機能はできるだけ、使用しないのがベストです。
バスタオルを広げ、ここに麻ジャケットをたたんで置いて、バスタオルで包み込むようにして水分を拭き取ると良いでしょう。

そんな麻ですが、実は理想的なのは、洗濯後に脱水はせずに干す方法です。
これは「ぬれ干し」と言われる方法で、濡れたまま、軽く水気を切っただけでハンガーにかけて干してしまいます。

すると水分の重みでシワが伸びてくれるので、キレイに仕上がります。
ただし、水が垂れてきますし、重みがある分、ハンガーも丈夫なものを選ばなければ干せないというデメリットもありますので、事前の準備などもきちんとできるならぬれ干しにチャレンジしてみましょう。

麻ジャケットのお手入れ☆アイロンの方法

麻ジャケットのお手入れは洗濯以外にも、重要なポイントがあります。
それはアイロンです。

ぬれ干しした場合は、ほとんどシワが伸びてしまいますので、アイロンの必要性がないくらいに仕上がります。
ですが、普通に干した場合はどうしてもシワになりやすい繊維ですので、できればアイロンをかけてピシッと仕上げておきたいですよね。

そんな麻ジャケットのお手入れでアイロンを使用する際ですが、乾いたままでアイロンがけしても、なかなか伸びてくれないのが欠点です。 半乾きの状態でアイロンがけするか、霧吹きを使用したり、スチーム機能を利用したりしてみましょう。

特にアイロンは、縫い目の辺りに丁寧にかけることが大切です。
縫い目のシワをきちんと伸ばしておくことで、より着ている間もシワになりにくくなります。

麻ジャケットはアイロンがけもなかなか大変で、思うようにピシッと仕上がらないことも多いので、できるだけぬれ干しして、アイロンの手間を省く工夫をしていきましょう。

まとめ

麻ジャケットのお手入れ、洗濯やアイロンの方法をしっかり覚えておけば、クリーニングに出す必要性が無くなります。
汗をかきやすい季節に着る洋服ですから、何度もクリーニングに出すのはコストの面でも大変ですし、できれば自宅で洗いたいですよね。 コツを押さえれば、そんな自宅での洗濯やアイロンがけも可能ですので、ぜひチャレンジしてみましょう!

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